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歯的物語(続)

あれから一年半
何だか抜歯した辺りの歯茎?頬の裏?が痛む。少し腫れている気がする。
口内炎か?それにしては痛い。
食事の際に痛む。喋っていて違和感を感じる。

今日は木曜日。
木曜は歯医者さんがやっていない。
どこの歯医者もなぜかこぞって休みだ。
木曜のテーマパークやショッピングモールは歯医者さんで溢れているに違いない。

近所で木曜もやっている歯医者が見つかった。
小学生の頃行っていた歯医者。
リニューアルして名前も変わり綺麗になっていた。親から子へ世代交代したようだ。
見事なカールなまつ毛の女医さん(恐らく前の院長の娘さん)から告げられる。
上の親知らずが当たって炎症になっています。親知らず抜いちゃいますか?
「え?」完全に動揺の見える反応をしてしまった。
前回の歯的物語で語ったように、以前は1日入院して下の親知らず2本を抜歯をした。
やや埋没して斜めに生えていた為、
歯茎を切って砕いて抜いた。
改めて言葉にすると恐ろしい。

またそんなおおごとになるのか?
それに来週末から旅に出る。
食事を楽しめなくなったら嫌だ。
でも口内炎の薬だけで良くなるのか?
このまま抜かなくても食事を楽しめない可能性だってある。
意を決して僕はお願いします。と言った。

レントゲンから抜歯終えるまで、
計1時間もかからず終わった。
治療内容はこうだ。
しびれ薬を塗ります。時間を置きます。抜きます。
もうすぐ抜けますよ。もう半分以上抜けてますからね。
安心させるのが上手だ。
痛みはないが引っ張られている感覚はある。
でももう少しで抜けるの?じょあ頑張ろうと思わせてくれる。こんな上司が欲しいものだ。
そんなこんなであっという間に終わった。

抜いた歯はこちらで処分してよろしいですか?
あ、はい。(もちろんそうしてください)

抜いた後は薬を塗って貰って、ガーゼを噛む。ガーゼは30分後に自分で取って捨てる。
こうしてスピーディーな治療が終わった。
上と下では話が違うらしい。

お会計5,560円
わお。

来週は経過観察と掃除、左の上の親知らずはどうするのか編です。
乞うご期待!

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