自由創作#23 laughter night
テレビを観ていた。
久しぶりにテレビで大笑いした。
思わず声が漏れるほど。
いやー、面白かった。
誰かと喋りたいなと思った。
ほとんど使っていないTwitterを開き、
番組名を検索した。
なんとなく、
同じように笑ってる人がいないかな?と思った。
沢山いた。少しだけ嬉しかった。少しだけ。
でも、自分では呟かない。
ネット上のお笑い評論家にはなりたくないから。
1つのツイートに目が止まった。
「なんか今日、不意に死のうと思ってたけどすごく笑ってしまった。」
この人は、今日不意に死のうと思ったのか。
所詮は知らない人のツイート。冗談かもしれない。
でも、なぜだか、
この人は本当に今日不意に死ぬと言う選択肢が浮かんだのだと素直に思った。
テレビが死のうと思った人を笑わせた。
芸人が死のうと思った人を笑わせた。
まあ正確には不意に死のうと思っただけで本当に死のうとする行動は取らない。
僕も似たような事を不意に思うことがあるから分かる。
違ったら申し訳ない。
その人を知らないし、その人がこの文章を読むこともないだろうが謝っておく。
実際のところ、この人の死への本気度は分からない。
でも、笑いは負の感情の人間に正の感情を与えた。
ちなみに笑った笑いは陰陽で表すならば陰の笑いだった。
お笑いって良いな。
明日は向こうかな?
分かんないけど、多分向こうな気がする。
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