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何もしたくない病。

ときどき、「何もしたくない病」にかかる。

ごはんも食べたくない。
着替えもしたくない。
誰ともしゃべりたくない。

久しぶりに「何もしたくない病」にかかった。
3人いる子どもたちには申し訳ないが、
習い事のスイミングにすら連れて行けなかった。

ずっとフルパワーでまわしていたエンジンが
すさまじい音とともに
エンストしてしまったのだ。

今一番断捨離したいものは、
この無駄に強い責任感。

時短勤務させてもらっているのだから、
まわりからすれば、
「早く帰れていいよね」だと思う。

だけど、本人からすると、
短時間でいかに仕事をやりきるか。
そして、他の人の仕事までカバーできるか。
毎日、必死なのだ。

きっと時間的に見れば、
人の仕事までやれる時間はない。
自分の仕事を持ちかえり、
勤務時間内は人の仕事をカバーする。

そりゃ、休む間もないよね。
久しぶりにかかった「何もしたくない病」で、
ふとんにうずくまっている間に考えた。

「あれ、何もせず、
 ぼーっと休んだのっていつだっけ?」

子どもたちにお金を渡し、
「これで何か買ってきて、食べて。ごめんね」
と言い、また、ふとんに入る。

野菜ぎらいの次女は、
「やった!カップラーメン食べれる。
 ママのごはんは、嫌いなもの入っているから、
 ラーメンうれしい♪」

そんな言葉に嬉しいような、
悲しいような気持ちになるけれど、
自分たちで何とかお湯を沸かし、
食べている姿に、たくましささえ感じる。

家事や育児を放棄してまで続けなければならない仕事ってなんだろう。
よくわからなくなる。

世の中にはいろいろな問題が
たくさんあるけれど、

世の中のお母さんたちが
無理することがなくなれば、
半分くらいは解決できるんじゃないかな。

毎日、必死にがんばっているみなさん。
生きているだけでえらい。

って、自分に言い聞かせて、
今日もなんとか乗り切ろう。








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