【ひとり広報Q&A】#2 広報活動に協力的な社員が少なくて孤立している
シリーズ【こんな時どうする?ひとり広報Q&A】
この連載では、ハッシン会議に日々寄せられる質問に対して、ハッシン会議メンバーやPRコミュニティのPRメンターが回答していきます。
今回は【社内コミュニケーション】で悩む《ひとり広報》の方からの質問です。
【質問】
【回答】
特に、これまで広報部門、広報担当者が不在だった企業では非常によくある相談です。社員が協力的でない、と感じてしまう大きな理由としては、逆にいえば周りの社員としても「広報活動が何でうちの会社に必要なのかわからない」という状態であるケースが非常に多いです。
ここは焦らず、最初にできることとしては、日頃の広報活動をできるだけ、社員や身近な部署のひとたちに「共有」していくことです。
例えば、
「SNSアカウントを立ち上げて、3ヶ月でXXXフォロワーになりました!」「プレスリリースを配信したら、社外のXXXからこんな感想、問い合わせをいただきました」
などです。
自分たちの業務と広報活動がどのようにリンクしていくのか、少しずつ社員のイメージができていくと、自然と広報への協力体制ができていきます。
また、ある広報担当者は、毎週1回、広報活動を社内に共有する時間を全社ミーティングで15分もらっている、という話も聞きました。定例で共有する機会を作れると、さらに社内の広報協力体制もスムーズにつくられていくかもしれません。
(回答者:ハッシン会議代表 井上千絵)
周り社員の理解が得られないと、ついつい消極的になってしまいますが、まずは自分から「今こんなことをしているよ!」「Instagramを投稿したら、こんな反応があったよ!」などと、些細なことでも周りに発信していくことが大切なんですね。
この小さな積み重ねが広報活動の理解へとつながり、段々と周りの社員の方から「これ広報に役立つかも」「こんな情報あるよ」と自然と協力しやすい雰囲気が作られていくのだと思います。ぜひ、初めの一歩を踏み出して社内に向けて発信してみてください。
これからも《ひとり広報》に関するいろいろな質問を紹介していきます。《ひとり広報》として頑張っている方、広報活動に課題があると感じている方などなど、広報活動のヒントとして少しでもお役に立てるとうれしいです。
ハッシン会議のPRコミュニティやサービスに興味がある方は、こちらもぜひご覧ください。
\ ハッシン会議のサービス・著書ご紹介 /
\ Q&Aマガジンはこちらから /