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なんだ低気圧か|2024年3月12日(火)

朝起きたらひどい雨で、おやと思い気圧アプリを開くと昨夜から今朝にかけてひどい低気圧だった。なんだ、昨日からの頭痛はこれのせいかと納得する。てっきり自分が眼を酷使したせいだと思っていたから、低気圧のせいにできてほっとする。

しかし最近は、ちょっと疲れているときに低気圧が被ると確実に頭が痛む。昔から頭痛持ちでそれは緊張型だと思っていたが、現在のこれはもしや偏頭痛のたぐいだろうか。

午前は歯医者に行く。いざ治療、となったとき先生が「今回は麻酔を打ちますね」と言う。しまった、この数回は麻酔なしの軽い治療だったから油断していた。待合室にいた時点でお腹がぐうとすいていて、終わったらすぐに昼ごはんだ! とそれだけを楽しみに治療に臨んでいたから、軽く絶望する。麻酔を打たれたらここから数時間は食べられない。

しょうがないのでおとなしく麻酔を打たれ、歯を削られて、左半分がぼわんぼわんとする口でとぼとぼと帰る。

麻酔は2〜3時間で切れるからそれまで食事はしないでねと言われたが、わたしはどうにも麻酔の効きが良いのかなかなか痺れがとれない。治療を受けたのが11時過ぎ、完全に麻酔が切れたのが16時過ぎだった。だいたい5時間。

途中でさすがに我慢できない空腹具合になって、まだ麻酔が残っていて左側が動かしづらい段階でおにぎりを1つ食べてしまった。ボロボロこぼしそうだったから、小さな一口分を箸でとって口に運んだ。それでも足りない分は食べやすいラムネ菓子でしのいだ。ラムネはいつもわたしの飢えを救ってくれる。

低気圧による頭痛はロキソニンを飲んでもよくは効かなくて、家に帰ってからはまた少しひどくなっていた。ただ横になって目をつむってラジオ聴きながら耐え忍ぶ。

ふと、もし本当に低気圧による頭痛なら、偏頭痛と同じで冷やせばいいんじゃないかと思い至った。一応調べてみるとやはり「低気圧による頭痛は血管が拡張しているから冷やすと良い」と書かれている。

ちょうどうちにはおでこ用アイスノンみたいなものがある。試しにそれで冷やしてみるとたしかに心地良いかもしれない。しばらく装着したまま休んで、やっぱりこれは良さそうだ。

最近この頭痛が頻発していたから、簡単な対処法が1つ見つかって少し心強い。何もなすすべなくぐっと堪えるだけ、というのは精神にくるものだ。今までは「ロキソニンを飲んで寝る」だったのが「ロキソニンを飲んで冷やして寝る」にレベルアップした。

昨日公開したブログをTwitterでつぶやいたら、古賀及子さんご本人と出版社さんにリポストしていただけた。うれしいやら恥ずかしいやらでもにょもにょしてしまう。こういうネットならではの体験はあまりしてこなかったので、とても光栄です。

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