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父、地雷を踏む

祖母の思い出、一度書くと止まりません😂

昨日の投稿で祖母が「三顧の礼」をつくさないと
一緒に外出しないと書きましたが、
これには祖母なりの女性観が影響していました。

祖母は「つつましやか」として、

・誘いを素直に受けない
・少食

を女性の理想としていたのです。

ビール瓶の王冠を口で開けて、
つつましいって……ねぇ?

だいたい、祖母の攻撃を浴びるのは嫁である母でしたが、根が素直なもので意外と仲良くやっていました。でも悪口は長女の私にこっそり言うのですけどね。

一度、妹にも言えって言ったら「小さいから」と言い訳していましたが、妹は当時すでに成人していました。

全くもう。

😩😩😩

話をタイトルへ戻しましょう。

父は祖母思いではありましたし、
長男として自分を支えた父を
祖母もそれなりに尊重していました。

だから父が祖母の攻撃を受けることはあまりなかったのですが。

父は祖母が健康であることが大変自慢で、
ある日、祖母に向かって、

「おばあちゃんはよく食べるよね。同じ年代のおばあさんはそんなに食べないもの」

とにこやかに言い放ったのです。

食卓は一瞬で凍り付きました。

母は焦って「余計なことを」というジェスチャーをします

「なんだよ!」と褒めたつもりの父が不服そうにしていると。

あたしゃ小食なんだよ💢💢💢

と、祖母の怒りが爆発したのです😂

祖母は大量に食事を作り大量に食べました。
年齢と同じだけの体重もキープ
(そのうちこの話も書きます)

怪老人であったのですが、自分はどこかで女らしいと信じているふちがありました。

妹の瞼にセロテープをつけて二重にしようとしていたのも

おばあちゃんなりの美意識

と妹も認めています😂

あたしが大食いだって言いたいのかい!

父がどう説明しようとあとの祭りです。

1週間、父は針の筵に座り、
食卓は粗末なものとなりました。

共働きで帰って来ると粗末な食卓。

母も父の地雷に巻き込まれました。

パパは女心がわからないから

と母が愚痴りましたが、
「俺は褒めたんだ」
と意地を張ります。

意地を張りましたが。
最後は折れたのは父の方でした😂

祖母の勝利です。

🍘🍡🍪

父が針の筵状態だった間、
祖母は日中、
孫と美味しくお菓子を食べていました😂

大人って大変ですよね♪

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