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千世さんへ贈る祖母の言葉

大阪弁というか関西弁はテレビでよく流れているし、色々なコメント欄で文字としても見かけるので変化があると思いませんでした。

でも千世さんが

と書かれていてビックリ。言葉ってやはり生き物なんですね。

こちらの記事で

=皆さんが知る死語となった方言を教えて下さい=

お住いの地域の方言で、
祖父母世代や父母世代まで使っていたけど、自分たち世代以降は使っていないという言葉はありませんか?
もしありましたら、コメント欄または記事作成で教えてください。

記事の場合

・この記事のリンクを貼る

・ハッシュタグ「#方言の世代交代」
もし、ある程度集まれば、後日に総括させていただきます。

※無期限です

千世さん「関西弁が世代交代している」より


と書かれてあったので、祖母のエピソードを紹介しますね♪

祖母はくしゃみのときに必ず、

へ~ちくしょ~い!こんちくしょ~い!

と言ってました。小さい頃は自分が怒られているのと勘違いして泣いたものです。怯える孫がおもしろいらしく、

へ~ちくしょ~い!こんちくしょ~い!

をわざとやり続けていましたが大きくなると慣れてしまい、くしゃみを聞いても平気になりました。祖母は不満そうでしたが、

へ~ちくしょ~い!こんちくしょ~い!

は、つけ続けました。

くしゃみに妙な言葉をつけるのは「風邪に負けない」「風邪を追い出す」という意思表示だそうで、人によっては「このすっとこどっこ~い!」をつける方もいらっしゃいました。下町ではよく聞かれた言葉です。しかし、そのどちらも今やられる方はいません。

当時は飛沫への感覚が今よりもゆるかったので「ぶわっっくっしょ~い!」としていたので言いやすかったのでしょう。

このくしゃみの後につける言葉、死語と認定できますでしょうか?

あと、電話に出た時の「○○でございます」も死語認定かな、と思います。

祖母はテレビ視聴中や料理中に電話が鳴ると「ちっ、この忙しい時に」と文句を言いながらドスドスと電話まで歩いていくのに、受話器を取った瞬間「○○でございます」と妙に高い声で対応していました。

祖母変身の瞬間

いつもの低い地声と全く違うので変だし、声を変える意味がわからないと訴えると、

世の中はこんなもんだよ!

と叱られたものです😂
我が家は下町だったので山の手の奥様に憧れていたんだろうな。

あ!もうひとつ思い出した!

このおたんこなす!

です。怒った祖母が口走ったとき「おいしそうだね」と言ったので大笑いとなりました。この当時から「おたんこなす」は死語だったのでしょう。

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