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【バトンリレー企画2022】余分な力は抜くのが大切と心に刻んだ話

他の方がやられているのを読んではいましたが、まさか私に来るとは!
かこさんありがとうございます。

バトンリレーの企画はこちら👇

チェーンナーさんが企画してくださったものです。いつも素敵な企画でnoteの仲間をつないでくれています。

本当に私で良いのでしょうか?
という不安も抱えながら
心に残るエピソードを紹介させていただきます。

敬老の日が近いということもあり、
祖母の思い出話を選びました。
感動的ではないのであしからず。

ドンガラガッシャーン!

夜中にものすごい音で叩き起こされました。
「なんだ?」
家族で音のした方へ行くと…

薄暗い階段の一番下にぼんやりと白い足の裏が。

「きゃぁぁぁ!」

母の叫び声。

祖母が階段から落ちたのです。

胆が冷えました😨

当時の祖母は年齢=体重という巨体。
確か70代後半でしたので
相当立派な体格です。

家族全員が絶望を感じながら階段を降り、
祖母の元へ駆け寄ります。

「お、おばあちゃん😨!」
「いてて…痛ぇよう…😢」

言葉に力はありませんが意識はありました。

「どうしたの?おばあちゃん…」
「トイレに行こうと思ってまたいだら…」

祖母はトイレと勘違いして
階段を「またいだ」と言うのです😨

「おばあちゃん、トイレは反対方向だよ」

実家は祖母のために1階にも2階にも
トイレがあり、夜中に階段を降りない
配慮もされていました。

しかし、その夜だけは階段へと
向かってしまったのです。

年も年、これは骨が折れているだろう、
みるみる膨れ上がる足を見て家族の誰もが、

寝たきり

を覚悟しました。

救急車を呼ぼうとしましたが、
弱々しいながらもさすが祖母。

「救急車なんて乗ってられっかよ!」

と怒鳴ります。

痛いと目に涙を浮かべながら意地を張り、
階段の下から動かない祖母のために
母は階段下に寝具を用意しました。

次の朝、祖母が動けないので
近所の胃腸科の先生を呼びに行きました。

当時、我が家のホームドクターは
徒歩1分のところにある胃腸科でした。

そこは胃腸科でありながら、
内科から外科まで全てをこなす町医者でした。

今では考えられませんが、
それが当然の環境だったのです。

誰もが祖母は骨が折れていると思いましたが、

折れていませんでした。

先生が言うには寝ぼけて体に余計な力が入らず、
怪我が軽く済んだのではと。

全身痣だらけでしたし、膝から下にかけては
かなり深い傷で出血もしていました。

まさか軽い打撲と診断されるとは、
思ってもいませんでした。

祖母は本当に強運の持ち主なんです😨💦

子ども心に私は思いました。
高いところから誤って落ちる時は
余計な力を抜けば怪我も軽症で済む、と。

感動的ではないのですが、
祖母が骨一つ折らなかったことが
ものすごく心に残っているのです。

おかげ様で一度も手足を骨折していません。

ただ、スネにできた傷はかなり深く、
毎日ガーゼを取り換える必要があり、
祖母は徒歩1分の胃腸科へ毎日通いました。

家族はさすがに外科に行けと言ったのですが、

先生は名医なんだよ!

の一言で片づけ最後まで
胃腸科で治療を行ったのです。

怪我の痛みが消えた後、
階段から落ちた時のことを祖母は

空を飛んでいるみたいで気持ち良かった

と話していましたが、
武勇伝のごとく話す祖母に対して

違うだろ!

といつも心の中で突っ込んでおりました。

以上が心に残るエピソードです。
感動を与えられなくて
申し訳ありません💦

では次のバトンは…

去年noteを始めて心細かった時から
コメント欄で支えてくださった

ジェーンさん

「ナス🍆のわ」以外にも色々と教わることの多い

惠さん

に渡したいと思います。

ジェーンさんの知識の幅広さと奥深さ、
惠さんの多岐に渡る心温まる行動なら、
心に残るエピソードを披露してくれるのでは

と思いバトンを託します。

素敵な企画をしてくださったチェーンナーさんは
バトンをもらった場合でも

方法①「チェーンナーさんに返します」というnoteを書いて、下記の記事を埋め込んでください!チェーンナーさんが「心に残るあのエピソードをあなたへ」を書いてくださいます!!

方法②下記のチェーンナーさんの記事のコメントで、「バトンを返します」とお書きください!

初瑠さんnoteより

との配慮をしてくださってます。

お2人とも忙しいところ、
なんの相談もせずにバトンを
渡してしまい申し訳ありません💦

かこさんからバトンを渡された時、
どうしよう?感動でしょ?
とためらいましたが参加して良かったです。

チェーンナーさん、素敵な企画ありがとうございました。

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