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今こそ遊ぼう!あの頃のように新しい仲間達と始めるTCG!モンスターinパラレルチェンジ『モンパチ』

こんにちわ。久々のnoteです。

早速本題に入りましょう。この記事を開いた方の内150%はモンパチって何だ?という当然の疑問を抱いていると思います。10人いたら15人はそう思ってるでしょう。

それもそのはず、モンパチはまだ一弾しか出ておらず新しいゆえに知名度もまだ無いTCGなのです。

しかしこのカードゲーム、何と百均で売っており実際に遊んでみるとお手軽かつお値段以上のかなり奥深い要素があるなかなか面白い商品でした。

今回はそんなモンパチのカードの種類や属性から構築を行って対戦を行う上でのルール、更には個人的なカード評価までを史上最大規模のボリュームでお伝えしていきたいと思います!

カードの種類

モンパチには2種類のカードがあります。


一つはバトルを行い勝ち負けを決めるメインと言えるモンスターカード
このモンスターカードには様々な情報があり
・カードの左上に属性
・属性の下にAP
・右上にレベル
・その下にアップコスト
・テキスト欄にAS(アタックスキル)、BS(バトルスキル)、TS(チームスキル)、WP(ウィークポイント)
が記載されています。
カードの特性や用語に関して詳しい説明は後ほどゲームの流れのなかで行います。


もう一つはモンスターカードのバトルを補佐するためのおたすけカード。
これには発動する効果とそれを使う条件が書いてあります。

モンパチはこれら2種類のカードでデッキを構築していきます。

それでは早速属性について説明します。
モンスターカードには5つの色があります。

青 赤 緑 紫 黄色はそれぞれ水 火 草 闇 光と属性を与えられておりこの属性はカードの能力などに影響を与えます。


例えば先ほど紹介したシャドモンは闇属性であり相手の光属性のカードに強い特性があります。

また、おたすけカードにも属性を参照する特性があります。

このカクレンボ〜は水属性のカードを参照します。おたすけカードは属性ごとに10種存在し5属性で計50種あります。


デッキとフォーマット区分

デッキとはモンスターカードを集めた束のことを指します。これにおたすけカードを加えてゲームを行います。
この際デッキの枚数によってフォーマットが分けられています。

モンスターカード10枚 おたすけカード1枚 チームステイ1+アップ1枚(チームに関する説明は後述) レベル3以上のカード1枚

で構成するショートトライアルはちょうど1パックで全て揃うため購入したブースター内のカードのみで戦うリミテッド戦のような遊び方に向いています。2人分購入して費用はなんと220円で済むので近年の他のTCGの500円ほどのスターターデッキを2つ買うよりも遥かに経済的でしょう。

モンスターカード30枚 おたすけカード3枚 チームステイ3枚+アップ1枚 レベル3以上のカード3枚

で構築するスタンダードバトルはパックを買ってカードが揃ってきたプレイヤーにおすすめのフォーマットと言えます。モンパチのパックにはプレイマットとルールブックが付いているのですがルールブックのゲームの流れはスタンダードバトルに準拠しているので最もメジャーな遊び方と言えます。

モンスターカード50枚 おたすけカード5枚 チームステイ5枚+アップ1枚 レベル3以上のカード5枚

で構築するアドバンスバトルはチームステイ5枚とおたすけカード5枚によって更に駆け引きが生まれるフォーマットです。

なおデッキ構築の際にはルールがあり

・同じ名前のモンスターカードはデッキにデッキの枚数の1/10枚まで入れることができる。(例えばスタンダードバトルなら3枚まで)
・デッキの枚数が多すぎても少なすぎてもいけない
・おたすけカードは属性が違っても同じ種類は持てない。

といった制約があります。ショートトライアルではパック1つそのままでこの構築ルールは全てクリア出来ますので心配ありません。


プレイに使う様々な領域

それでは公式プレイマットを広げてゲームに使う領域を見ていきましょう

こちらがパックに付属する公式プレイマットになります。

まずはメインとなるバトルステージについて説明しましょう。

モンパチは分かりやすく言うとモンスター同士をそのAP(カードの左上部分に書いてあります)を比べて戦わせ勝ち負けを決めるカードゲームです。このAPを決める戦いはバトルステージで行われます。
バトルステージに置けるモンスターカードは一枚です。

次にその下のチームステイを見てみましょう。
チームステイには直接戦わないモンスターカードを置く場所でフォーマットごとに枚数が決まっています。
直接戦いはしませんがチームステイからバトルステージでのバトルに影響を及ぼすカードがいくつか存在します。

次におたすけカード置き場です。
フォーマットごとに決められた枚数のおたすけカードを相手に見えないように伏せて置いておきます。
一つのカードはゲーム中一回しか使えないので使ったカードは表にしておくと分かりやすいと思います。

そして次にスタックと呼ばれる山札、つまりデッキ置き場です。
プレイヤーはここからチームステイにモンスターカードを展開していきます。
このスタックがなくなってドローが出来なくなったときまたはアップコスト(モンスターをバトルステージに出すためのコスト)が支払えなくなったときプレイヤーは敗北してしまいますのでスタックはライフとしての役割も持っています。

最後にホームと呼ばれる捨て札置き場です。
コストとして払ったカード、バトルに負けたカード、破壊ダメージに使ったカードが置かれます。

実際のゲームの流れ

それではいよいよゲームの流れを説明していきます。
ここでは例としてスタンダードバトルの基準に合わせて解説をします。

まず、お互いのプレイヤーは30枚のモンスターカードのスタックをよく切ってから置きます。またおたすけカードを3枚伏せて置きます。

次にスタックから4枚カードを引きます。このときまだ相手には見えないように自分だけで確認します。

ドローした4枚のうちカードを裏向きのままチームに3枚、バトルステージに一枚セットします。

お互いにセットが完了したらじゃんけんをして先攻後攻を決めます。

そしてゲーム開始です。公式の動画では

とありますのでこのかけ声で両者同時にバトルステージとチームのモンスターカードを公開してゲームが始まります。
このときバトルステージに置いたモンスターカードにアップコストが必要な場合は支払います。

ゲームはターンで構成されておりターンは

・ファーストフェイズ
・バトルフェイズ
・エンドフェイズ

と3つのフェイズで成り立っています。

ではそれぞれの解説をしていきます。

まずファーストフェイズでは1ターン目の先攻を除いてスタックからチームにカードを一枚引きます。
続いて現在バトルステージにあるモンスターカードとドローして4枚になったチームカードの内一枚を入れ替えることが出来ます。

このときもアップコストが必要な場合支払います。アップコストの支払いとはカードの右上のレベルの下に書かれたコストの数字分のカードをスタックからホームに置くことを指します。
コストが書かれていないモンスターもおりその場合コストの支払いは必要ありません。

そして最後に4枚以上のカードがチームステイにある場合、チームステイのモンスターカードが3枚になるように余剰のモンスターカードを選んでスタックの一番下に置きます。

ではバトルフェイズに移りましょう。

バトルフェイズはモンパチの最も重要な部分と言えるかもしれません。モンスター同士がそのAPを比べて勝負するのです。

それではバトルフェイズの最初のアクション、スキルについて説明します。

実際のカードを見てみましょう

三度登場しました。シャドモンです。
注目するのはAS(アタックスキル)、及びBS(バトルスキル)とある部分です。
これらのスキルにはそれぞれ特性がありASは自分のターン中に相手モンスターに与える効果、BSはバトル中のモンスターが発動出来る効果です。
なお、BSには攻、防と書いてありシャドモンの場合防になりますがこれは攻の場合は自分のターン中、防の場合は相手ターン中に発動するという分類があります。

そして、先の領域の説明にあったチームからバトルステージに影響を及ぼすカードという記述を覚えているでしょうか。

それはTS(チームスキル)のことを指します。これも実際のカードを見てみましょう

ネバモンのTSと書いてある部分を見てみましょう(ちなみにバトルスキルと同じくチームスキルにも攻防の区別がありこの場合は防になります)。
このTSはその名の通りモンスターがチームから発動してバトルステージに及ぼす効果になります。

それではバトルフェイズの最初のアクション、スキル発動です。

攻撃プレイヤーはバトルステージにあるモンスターカードのASやBS、そしてチームから一つだけ選んでTSの発動を宣言します。
効果は発動しなければ使えないためはっきり宣言を行った方が良いでしょう。

次に防御プレイヤーの番です。防御プレイヤーも同様にASを除くBSとチームから一つだけ選んだTSの発動を宣言します。ただし、このとき防御プレイヤーのみTSもしくはおたすけカードを使うことを宣言出来ます。
TSとおたすけカードはどちらか一つしか発動を宣言出来ないので注意が必要です。

ではいよいよAPを比べたバトルが行われます。
APに対して発動したスキルやおたすけカードによる処理を行なって最終的にAPの大きい方が勝ちです(全ての処理を行なってもAPが同じ場合はお互い負け扱い)。

勝ったカードはそのままバトルステージに残り負けたモンスターカードはホームに移動します。
この際モンスターカードの右上にあるモンスターレベルに等しい枚数のカードをスタックからホームに置きます。
これを破壊ダメージと呼びます。破壊ダメージはバトルステージからモンスターカードがホームに置かれることで発生するためチームからモンスターカードが直接ホームに置かれた場合は破壊ダメージはありません。

※補足になりますがバトルフェイズはパスすることが可能です。パスした場合バトルは行われずエンドフェイズに移行します。
パスに関してタイミングは明記されていませんがしたい場合はバトルフェイズになったらすぐに相手に伝えた方が良いでしょう。
またパスが3ターン続いた場合は両者とも場のカードをスタックに戻してシャッフルを行い4枚ドローしてファーストフェイズと同様にセットから公開の手順を行います。
明記はされていませんがこの場合最後にスキップを行ったプレイヤーの次のプレイヤーのファーストフェイズからゲームを再開するのが良いと思います。

そしてまた別の補足になりますが一部のモンスターにはWPという能力を持っています。

ついに四度目の登場です。シャドモンです。
WPとはウィークポイントのこと、モンスターの弱点を示しています。例えばシャドモンのWPはサンライオンにアタックできないといったものでこれらのWPは特定のモンスターへのアタックの制限や特定のモンスターにアタックされると破壊されてしまうなど様々な状況で適用されるのでその都度確認する必要があります。

それでは最後のエンドフェイズです。

エンドフェイズではモンスターカードの補充と入れ替えを行います。

バトルが終わった後バトルステージやチームのカードが足りなくなっている場合があります。バトルに負けてバトルステージにモンスターカードが無い場合などがこれに該当します。

ではまずバトルステージとチームステイのうち足りていないカードと入れ替えたいカードの枚数を数えます。
このとき入れ替えが行えるのはチームステイのカードのみです。

カードの枚数を数えたら入れ替えたいカードはスタックの一番下に戻します。
そうしたらバトルステージに1枚、チームステイに3枚モンスターカードがある状態になるまでスタックからドローして補充を行います。
※この際ルールには定義されていませんがバトルステージにカードが無い場合ドローカードはチームステイに4枚置くことを推奨します。

そのあとバトルステージにモンスターカードをセット、またはチームステイのモンスターをバトルステージのモンスターと入れ替えることが出来ます。
この際入れ替えを行った場合にも新たにバトルステージに置かれたモンスターカードのアップコストの支払いは発生するので注意が必要です。

これでターンは終了です。バトルステージとチームステイを整理したらターンを終了することを相手に伝えましょう。


おまけ 第一弾カード評価

いかがだったでしょうか。

ルール方面は文面にすると長々しくなってしまい少し難しいイメージを与えてしまったかもしれません。
ただ、実際遊んでみると意外と簡単、かつ意外と奥深く構築の楽しさや即興バトルの楽しさなどカードゲームの面白さがよく体験できる素晴らしいTCGであると感じました。

この記事を読んでモンパチが気になったよというあなたは是非百均のおもちゃコーナーをうろついて探してみてください!




そしてこの記事を最後まで読んでいただいた変人のあなたのためにモンパチ第一弾のレベル3カードの情報(とその簡単な評価)をプレゼント致します!

マリーネ

APは40と3レベでは最低クラスとやや物足りない。
ASのみではパプリッチャオと相打ちライン、悪ブッチャ王は超えられない。
むしろ本命はTSで無条件の水+10で水モンスターを支援する戦い方が最も強いかもしれない。


カーメ

こちらもAPは40である。
ASではブッキングを超えられるライン。
しかしこのカードの最も強い能力はBSでモンパチ中最高APである50までを相打ちに持っていける防御性能でありWPも無いため非常に詰ませ性能が高い。


マジョンヌ

ASが強く草光をアタックすると確実な防御が出来る。そのため草光でマジョンヌに負けうるモンスターを安易に出すと倒された上に先にセットしてターンを渡さなければならない状況になってしまうので気をつけたい。
BSも厄介で所謂赤対策のカードには簡単にやられない粘り強さがある。


悪ブッチャ王

全モンスター中最高のAPを持つ、コストは3。
ASで相手を倒せば相手の厄介なTS持ちを排除可能。
ただしWPがあり特定のモンスターからアタックされると破壊されてしまう。それらが出てくるまでになるべく多くのモンスターを倒したい。


パプリッチャオ

ASで光闇に対してAPが51となるためそれらに対して無類の強さを誇る。
さらに上記の悪ブッチャ王のWPもついていて後述のドラキュレルにアタックされないためレベル3内で有利な相手が多い。
BSも非常に強力。スタック回復を最大2枚分行うのでコストや破壊ダメージのスタック消費を抑えられる。


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ブッキング

特殊なASで最低46、最大では56までAPを伸ばせる。しかし伸びしろが不安定な上自身のスタックを削ってしまうのが欠点。
BSは一回のみだが攻撃を止められるため反撃のために出てきたモンスターを止めて返しで仕留めに行くチャンスを得られる。


メデューナ

48とモンパチ中2位のAP。
ASは悪ブッチャ王と違い防御側のスキル発動前に使えるので使われそうなTS持ちをあらかじめ排除可能。
BSはスタックを犠牲にした戦闘スキップ。負けそうな場合でも無理矢理踏み止まることができ逆転につながる能力。
WPはダラッパーとレベル1へのアタック制限。
交代せざるを得ない状況に追い込まれないよう注意。


ウルッフル

ASでAPは盛れないが倒した時にボーナスダメージがつく。相手が闇ならさらにダメージが入るため闇への牽制になる。
BSはチームの光を犠牲に踏み止まる能力。やはりAPが盛れないのが痛いか。


ドラ・キュレル

悪ブッチャ王と並ぶAP最大モンスター。
こちらもウルッフル同様相手を倒した時に追加ダメージを与える。
しかし草に攻撃出来ないメリットはかなり大きく交代を余儀なくされることも多いため出すタイミングは考えたい。

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