高尾山系の北はマイナールートの宝庫

高尾山系はおおざっぱに言うと、北、南、中央に分かれます。

中央がいわゆるメインルート。高尾~陣馬山まで続く道です。

南は相模湖の北に広がる山系。

北が今回行ったメインルートと平行に続くルート。

メインルートは高尾山の先も登山道が整備されていて、途中の高尾山頂、小仏城山、景信山、陣馬山にそれぞれ茶屋があり、各茶屋と、高尾山頂から小仏城山の間にトイレが2箇所、景信山から陣馬山の間の明王峠にトイレがあり、幼稚園くらいから行けちゃうくらいの安全安心のルートです。

巻き道もたくさんあり、長い距離を歩けるなら、6時くらいに出発すれば日が暮れぬうちに陣馬山まで行けるでしょう。(念のためヘットライトは忘れずに)

南高尾は草戸山方面は登山道が整備され結構人がいますが、垂水峠より西の東西に縦走するコース(例えば矢ノ音山稜縦走コース)は空いています。

そして、今回の北高尾山稜縦走コース。

空いているけど、1時間に数組とすれ違うぐらいは人気があります。
特にトレランの練習で使われます。
わたしもトレランをやっていた頃は、今回のコースで堂所山まで走り、小仏城山から垂水峠、草戸山を経由し高尾駅に戻るという練習を何度もやりました。

つまり、登山道がここもきちんと整備されているということです。

ただ北も南もメインルートほどは標識もなく、トイレも茶屋もないので、装備はしっかりしたほうがいいでしょう。(水、行動食、ヘッドライト、登山靴(orトレランシューズ)、レインウェア、地図)

そして、一般の方には馴染みがないかもしれませんが、北、南、メインルートはそれぞれ行き来ができるルートがたくさんあります。

ですので、例えば、相模湖から陣馬山に登って、そのあと北高尾に抜けるという楽しみ方もできます。

本当にルートが豊富で、マイナールートでもテープがあったりとたいていは整備されているので、そこも高尾山系の魅力です。

それで今回のコースは富士見台まではスタンダードです。

その後は富士見台から少し進んだ杉沢の頭というピークから恩方地区のほうに降りました。バス通りにでて板当橋からまた登り(後半)、茗荷沢左岸コースから再び北高尾山稜縦走コースに合流し、陣馬高原下に下るというコースを設定しました。

北高尾満喫です!

ほぼ1人の山行で、食事も狐塚峠の下の林道脇で景色を眺めながらゆっくり摂ることができました。(後半)

北高尾を南北に走る登山道に興味を持つきっかけとなれば!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?