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POP広告もやりようにやっては最大効果!

私が過去に広告会社にいた時に静岡の広告会社社長が、あるお菓子会社社長を連れてきました。そして打ち合わせ。その社長さんはいいます。

うちのお菓子は、美味しいし、広告宣伝もいっぱいやって、テレビ広告もやってお金かけてる。なんとか、もっと売りたい。そのために何か方法知恵貸してくれないか?とまた。頭からの物言いでした。それでそこにいた広告会社の社長に、もっといいアイデア出してもらえたらなー。というのです。

あれこれ言いながら、2品目の製品を今やっているところで、その製品名を考えているらと言います。

一つは、霧ヶ峰なんとか?

一つは富士山なんとか?

彼は言います。私はやはり富士山がいいと思うのだけど、どう。と聞いてきたのです。私たちは顔を見合わせてから、先輩プロデューサーが言ってくれたのです。

そりゃ違います。富士山それはありふれてます。霧ヶ峰は、そんなにない。差別化するならそっちでしょ。と。

社長は、不機嫌になりながら、まだ納得してない様子。

そんな物なのです。素人の思い込み、感情的なやり方ではダメなのです。外からの情報を取らないとこんなこともやってしまうのです。しかもそれに対して、近すぎる広告会社は反論していない。

広告会社の役割を勘違いしています。広告会社は、クライアントの言う事を聞くことではないのです。アドバイスや、提案をする事なのです。間違っていたら、堂々と言ってあげるのです。たとえ仕事なくなっても。なぜなら、そんな理由で、クライアントをなくすならいずれ同じ理由で仕事無くなりますから。

その会社は、静岡で、こつこ饅頭を売っています。私は、一つだけ言ってあげました。

静岡2番目のお土産にしたいと言う目的があるようなのです。そのパッケージを見たのです。ただこつことだけシンプルに書いてあるのです。、知る人ぞ知るです。確かに静岡ではテレビ、ラジオなどでこつこ、連続広告しています。しかし、この饅頭誰が買うのでしょうか?出張族ですね。きっと。そしたら、その出張族は、既に、静岡うなぎパイを買いすぎて嫌気刺してませんか?

そこで提案は、お土産の横に、POPスイング広告を入れるだけでいいのです。

静岡第二のこつこ饅頭。と。ただそれだけです。それだけです。2番目に売れていきます。POPは偉大なのです。

目立つようにして、そしてコストがない。それにはPOPが最高に有効なのです。覚えておいた方がいいです。

ただ、広告会社は、ほとんど提案しませんよ。なぜなら、お金になりませんから。笑笑

これが現実です。

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