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登山の先輩が教えてくれた事!

わたしは、最近はコロナもあり、仕事の関係もありでなかなか登山に行く機会がなくなってしまいましたが、結構毎月のように行っていた時がありました。

はまった。というのでしょうか。嵌められたというのでしょうか?

会社の先輩がいこうというので簡単に返答。数人で行ったのが初めてでした。

最初は、初夏の白馬八方池を回って、唐松岳のコースでした。何も知らないわたしが、先輩のまま、用具を揃えて、準備。行ったのです。

ロープウェイに乗り、1時間もすれば八方池。この景色がわたしはめました。

天気も晴天。空に浮かぶ雲、白馬岳、八方池に映る山々。その頂にはまだ雪をかぶっています。

歩く途中にも雪。その上で休んで食べたおにぎり弁当が忘れられないくらい美味かった。

景色は、最高のおかずになるは、本当でした。

それからはまる。はまる。道具にはまる。ルートにはまる。百名山の番組にはまる。山からおりてからの、近くの温泉にハマる。そこで飲む冷えたビールにハマる。

本当朝から晩まで、雑誌や、山の店。山のビデオ、山の喫茶店、何から何まで山でした。

そのくらい面白かったし、異次元感が半端なく面白かったのです。

話すことは山のようにあるので、おいおいにして、数点、面白いエピソードだけ。初心者なら驚くことを話します。

北アルプスは綺麗、南アルプスは山男には楽しい。

女性に人気の北アルプスは、トイレや山小屋も比較的綺麗、近代的。南アルプスの方は、どちらかといえば山男好き。雄大かつ男っぽい。

最初に行った唐松山荘で、お風呂はどこ?

と言ったら先輩から、えー、アホかと怒られました。

南アルプスの山小屋は、混んでいる時は、畳一畳スペースに四人が寝る。

うそや!と話半分で聞いていましたが、あるとき行った南アルプスのこやは、一畳に本当四人が寝なければならなかったのです。

なので、頭と足をそれぞれが交互にする事でよりスペース確保しながら。厳しかった。

しかも天井低く、起き上がれない。いいことは、合法的に男女入り乱れて寝れます。実際暑かったので、横の女性が、顔は見えません。暑いので、すみません、。あたしの靴下脱がしてください。

などが飛び交ってました。顔は見えません。

山の消灯時間は早い。8時過ぎには、皆寝に入ります。遅れて寝ると、いびき攻撃や、オナラ攻撃に合いますので、先に寝たものが勝利。まーゆっくり寝れる権利者になれます。くだらない。

それにしても、御嶽山、あの事故が起きた御嶽山で見た満天の星。

360度全部星。

しかも下の方に、雷があちこちで見える。星の中には動かない衛星確認もできる。ただ、時期を間違えると御嶽教の方々が夜中まで白装束で読経しているのに遭遇する。危険。

北岳に登ったとき、はじめての高山病。

でも頑張って寝て翌日の明け方。日の上がる前の時間堪能しようと小屋の外に出たら、おー、360度雲海。自分の足元さえ霧に。凄いのはここからです。

何と。その雲海の中から一つ頭を出している山があるのです。富士山でした。おー富士山は日本一高い山なのです。北岳は2番目。

すぐ手の届くところに富士山の頭。感激でした。そこから現れる太陽。全くの異次元体験でした。

こんな体験を積み重ねられる登山。

アウトドア、やはり新しいことへのチャレンジは、大切です。

世界が広がります。海外でもいいのです。修行でも、何でもいいです。やることは何でも。

先輩が言いました。山登りにはコツがある。

登った山の周辺から登っていく。

取り囲むように制覇していくと、前に登った山が見えてくるので、どんなにつらくとも、大変でも、あの山登ったんだからと頑張れる。

自信がつく。というのです。体験を重ねていくことで自信を深めてまだ新しい挑戦ができる。でも0からは辛い。たしかです。

体験が自信、やれるを産む。まさに先輩の教えはすごい。感謝してます。

また登ってみたくなりました。、私には、登山は哲学でもあり、人生の縮図でもあります。

またいきたくなりましたね。しっかり行く山を固め、その山のリサーチをして準備して、登る。登る時も焦らず一歩ずつ。確実に。リスクが大きくなったら。何も言わず引き返す勇気を持つ。美味しいビールを忘れない。

また行こう。仲間と、妻と。家族と。

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