幼少期のトラウマ症状に集中できない、イライラが止まらない、出来事に過剰に反応してしまう、圧倒される、思い出せない、自己犠牲などは脳の調整不全に起因しています。しかしながらこれらの症状に悩む人の多くは複雑性トラウマだということに気がついていないので適切なケアが届かない現状がある。

複雑性トラウマについて学ぶほど自分に起きたことについての理解が深まります。一過性のショックトラウマは広く知られているものの、長期的に逆境的体験による幼少期のトラウマについて気がついていない。単なる心理的なものではなく、神経学的なもので脳に直接的に影響し日常的に影響を受けている。