『疑いの目は広く』 異常が起きた所だけ修繕しても根本的な解決にならない…けど、やってしまっている状況もちらほら… そもそも、地すべりの範囲やすべり面深度が変わったのでは?という意見も聞こえてきそうですが、それも踏まえて、疑いの目は広くです! ※個人的な意見です。
グラウンドアンカー工はone for all,all for one 斜面崩壊対策としてのアンカー工は永久にその抑止効果が発揮されるわけではなく、一つのアンカーに異常が出ると波及してしまいます。だから一人はみんなのために、みんなは一人のために頑張っているそんな状況をイメージした!
『対策工の具体的メンテナンスを!』 現在インフラの長寿命化の取り組みで既設対策工の点検が進んでいる。が、その次のステップになかなか踏込めない現状。予算や人手不足で難しい面もあると思う。一方こうしてる今でも老朽化は進む。少しでも具体的なメンテナンスが増えると良いなと思う今日この頃。
地すべり対策工の合言葉! 『切ってダメなら盛ってみろ!盛ってダメなら抜いてみろ!抜いてダメなら最後は刺せ!』 略して、『切盛抜刺』 一般的に言われてる基本的考え方です! ※なお、地すべり災害が発生した際の応急対策としては、地すべり外部からの水抜き(地下水排除)が一般的ですね!