「サイダーのように言葉が湧き上がる」(2020)は出会って恋して走って告白する「いつもの」アニメ映画である。一年の公開延期の間に「タギングを推奨するものではありません」というテロップ以外見直すとところはなかったのか、まともに機能していない脚本と演出に呆れる問題作であった。