先の同報告書における原子炉建屋のコンクリート構造物のせん断応力とせん断ひずみ係数の関係についても、原子炉建屋地下二階床面の地震加速度との対応で、その階辺りのコンクリート構造物に対する値です。
(続き)さらに、「浜岡サイト内の構造物は、固縛してあるため、竜巻に巻き上げられることはなく、原子炉建屋に影響しない」と。しかし、米国の竜巻の映像から、竜巻は、移動途中で、構造物を巻き込み、特定の区域の構造物を固縛しても、意味がないことを示しています。
(続き)原子炉建屋とタービン建屋の水密化をしておけば、浸水を防止でき、たとえ、地震で、送電線としての外部電源が喪失しても、内部電源としての非常用ディーゼル発電機が機能しますから、システムは、正常に維持できました。