中国経済の問題点はロックダウン等の強権的なコロナ対策で、成長の推進役だった不動産業に致命的なダメージを与えたこと。過剰なコロナ対策により、工場の多くが海外に流出し、国内の雇用が減少。自粛を強いられた若者が勤労意欲を失い、最低限の生活で良しとする「寝そべり族」が流行していること。
中国の偉大な栄光を取り戻すという「中国の夢」を現政権は掲げていますが、夢想に終わるでしょう。中長期的には後継者問題です。習氏は毛沢東を超える権力を持っている為、その反作用で大混乱が予想されます。短期的には経済の失速で、これは体制の地盤沈下に直結します。人口も遂に減少に転じました。