大学生になり、未成年割引なる 格安運賃で、一泊二日の 強硬スケジュール。 若者ならではの悶々とした日々を送る中で、東京への憧れは満たされない心に非日常を味あわせてくれた。 だから羽田空港から品川への深夜の京急は 私にとっての「夜行列車」なのだ。

鉄道旅 夜10時以降に羽田空港につき、 夜の鉄道旅が始まる。 品川までの鈍行列車の旅。 下町の商店街の煌々と灯る光。 暗闇の中にぽっかりと灯る信号と うっすら見える線路の軌跡。 それが、東京に来たという実感が沸く。 #鉄道 #JR北海道 #京急 #東京モノレール #エアードゥ

京急は1998年に羽田空港に 乗り入れ開始。 2000年頃はまだ、高架前で下町情緒 溢れる景色を楽しめていた。

私にとって、「夜行列車」とは 寝台列車「北斗星」「道内夜行」ではなく、 京急の羽田空港発の品川行きなのだ。 何故なら、1998年エアードゥ就航による 航空機の低価格で一万円未満で東京に 行けるようになったからだ。