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キタダヒロヒコ詩歌集 1 ゆらぐ

心臓の匂いがする。 「私をたべて」 指先に生温かさを感じた。 みんな生きている。 どうか消えないで、とあなたを想う。 交わる血は高鳴り、溢れ出た。 あなたと星と私、1年で夜がいちばん短い夏至の日に。

5年前