月の下で 予習復習する ピエラーと虜の丘共創。 http://komasen333.blog.jp/archives/28185431.html
さらに胸に響く続きがあります…人は再び身体をひとつにする欲望に燃えつつ 腕を絡めて互いに抱き合い ついには飢えと一般的活動不能のために死んでしまった 互いに離れていては少しも働く気になれなかった 半身のいずれかが死んでも 生き残った方はもう片方の半身を抱きしめたまま滅びていった。
人は本来、双頭で手脚が4ずつ、背中合わせの球体のようで、ゼウスがこれを裂いた。互いの顔も見えず、抱擁もできず、共に同じ景色を見て歩くこともできなかったのだから、これを知った時は裂いてくれて良かったのでは、と素朴に思った。だが人の末裔ともなると、まず出逢えるのかどうかか、至上命題。