蓋棺録

蓋棺録<他界した偉大な人々>

偉大な業績を残し、世を去った5名の人生を振り返る追悼コラム。 ★橋田壽賀子 脚本家の橋田壽賀子(はしだすがこ)(本名・岩崎壽賀子)は家族の情念を生き生きと描き出した。 1983(昭和58)年4月、『おしん』がNHKテレビでスタートする。20歳の時に山形県を旅行した際の見聞を温めてきたテーマで…

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偉大な業績を残し、世を去った5名の人生を振り返る追悼コラム。 ★篠田桃紅美術家の篠田桃紅(しのだとうこう)(本名・満洲子)は書道家として出発したが、抽象芸術の領域に大胆に踏み込み衝撃を与えた。 1956(昭和31)年、渡米しニューヨークなどで個展をひらく。鋭い線によって内面を表現する作…

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偉大な業績を残し、世を去った5名の人生を振り返る追悼コラム。 ★巽外夫 元住友銀行会長の巽外夫(たつみそとお)は、危機の時代に頭取を務め、時宜を得た決断で乗り切り、次世代につないだ。 1990(平成2)年10月、当時の磯田一郎会長が、退任を表明する。しかし巨額の融資が焦げ付いた伊藤萬(後…

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偉大な業績を残し、世を去った5名の人生を振り返る追悼コラム。 ★なかにし礼 作詞家で作家のなかにし礼(れい)(本名・中西禮三)はレコード大賞受賞曲を3度作詞し、小説でも読者を魅了した。 新婚旅行で下田のホテルに泊まったときロビーにいた石原裕次郎に声を掛けられる。「新婚の品定めをして…

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偉大な業績を残し、世を去った5名の人生を振り返る追悼コラム。 ★一龍齋貞水 講談師の六代目一龍齋貞水(いちりゅうさいていすい)(本名・浅野清太郎)は、若いときから講談界のホープとして期待され、講談の隆盛のために奮闘した。 2002(平成14)年、人間国宝に認定されたとき、「ちょっと困っ…

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偉大な業績を残し、世を去った5名の人生を振り返る追悼コラム。 ★小柴昌俊 ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊(こしばまさとし)は日本の実験物理学をリードして、世界で初めて超新星のニュートリノを把捉するのに成功した。 2002(平成14)年、ノーベル財団からの電話がありノーベル賞授賞を告げ…

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偉大な業績を残し、世を去った5名の人生を振り返る追悼コラム。 ★筒美京平 作曲家の筒美京平(つつみきようへい)(本名・渡辺栄吉)は、時代への感覚を研ぎ澄まし日本のポップミュージックをリードした。 訃報がメディアを駆けまわり、筒美が作曲した歌が次々に流れると、熟年以上の日本人は、そ…

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偉大な業績を残し、世を去った5名の人生を振り返る追悼コラム。 ★内海桂子 漫才師の内海桂子(うつみけいこ)(本名・安藤良子)は、16歳のときに漫才の世界に入り、観客を笑いの渦に巻き込んで、八十余年にわたり現役を続けた。 1950(昭和25)年、内海桂子・好江を結成。ネタは時事から芸能まで…

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偉大な業績を残し、世を去った5名の人生を振り返る追悼コラム。 ★石橋政嗣  元日本社会党委員長の石橋政嗣(いしばしまさし)は、同党の「現実路線」を推進して苦闘した。  1980(昭和55)年刊行の『非武装中立論』は反響が大きかった。他国から攻撃された場合について、「私は誤解を恐れず、思…