船厨

漁家の朝の食卓でやみつきになった「とろろ昆布の味噌汁」 【船厨-レシピ】
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漁家の朝の食卓でやみつきになった「とろろ昆布の味噌汁」 【船厨-レシピ】

 漁業の取材に長年携わっていると、他ではなかなかできない体験をします。そのひとつに、漁師さんのお宅に泊めていただく、というのがあります。寝起きの時間が変則的だったり、近辺に宿泊施設がほとんど無い離島の漁村での取材の時、特に若かった頃は、よく「うちに泊まれ」と勧められ、なすがままに和室の客間に敷かれたふかふかの敷き布団のお世話になったものです。なぜか、仏壇がある部屋が多かった気がします。あ、それはどうでもいいです。  さて、北海道の礼文島で漁師さんのお宅に泊めてもらっていたと

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「ドライカレー」で船旅気分 【船厨-レシピ】
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「ドライカレー」で船旅気分 【船厨-レシピ】

 今は亡き知人にドライカレーが得意な老婦人がいました。その人のこさえるドライカレーは、ひところ喫茶店などで見かけた、ピラフやチャーハンのようなドライカレーではなく、カレー味で煮込んだ挽肉がご飯にかかっていました。レシピは自己流だと言っていましたが、付け合わせは、きまって福神漬けとゆで卵でした。このスタイルのドライカレーが、ある時代、豪華客船のメニューとして人気だったことを、後になって知りました。そういえば、駆け落ちして一緒になったという老婦人のご主人は、なかなかの趣味人であり

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タコ好きの、タコ好きによる、タコ好きのための「タコ飯」 【船厨-レシピ】

タコ好きの、タコ好きによる、タコ好きのための「タコ飯」 【船厨-レシピ】

 あたし、稀代のタコ好きです。特にシンプルなタコの炊き込みご飯が大好きです。ようするにタコ飯です。タコ飯に野菜は不要です。薬味も不要です。ちょっとした調味料以外は、タコ飯の材料は「米」と「タコ」のみと決めています。タコ好きとして、存分にタコを味わいたいからです。それほどタコはすばらしいと、惚れ込んでいます。  世の中にはそれなりに、いろいろなタコがいますが、日本で流通しているタコは主にマダコ、ミズダコ、イイダコといったところでしょうか。それらのすべてに特徴があり、それぞれ食

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“う”のつくものを食べて元気を出そう 「鰻のひつまぶし」 【船厨-レシピ】

“う”のつくものを食べて元気を出そう 「鰻のひつまぶし」 【船厨-レシピ】

 まもなく、土用の丑の日ですね。本来、土用は春夏秋冬の4回あって、それぞれに丑の日があります。でも、今では「土用の丑の日」と言えば、夏のそれを指すことがほとんどです。  そして日本では、この丑の日にウナギを食べる習慣が定着しています。丑の日に「ウ」のつくものを食べると夏負けしない、というのがその由来なのですが、実際、ウナギは高タンパク、ビタミンも豊富だから、一応は理にかなっているようです。  日本のウナギ(ニホンウナギ)は、太平洋のマリアナ諸島西海域で産卵し、黒潮に乗っ

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煮干しはれっきとした食べ物です ! 「煮干しの炊き込みご飯」 【船厨-レシピ】

煮干しはれっきとした食べ物です ! 「煮干しの炊き込みご飯」 【船厨-レシピ】

 煮干しというと、多くの人が日本料理の「出汁」を思い浮かべるのではないでしょうか。実際、煮干しは和食に無くてはならない存在で、また、ラーメン(これも、もはや和食なのかもしれませんが)のスープなんかにもよく使われます。それでもいわゆる昭和(といっても中期以前?それも一部?)の子どもなどは、貴重なカルシウム源とばかりに煮干しをそのままおやつに食べていました。少なくとも筆者は、いまのようにみりんで味付けされた、そこそこ美味しいスナック風のおやつではなく、堅い煮干しを、むしゃむしゃ食

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カタクチイワシに感謝しつつ「オイルフォンデュ バーニャカウダ風」 【船厨-レシピ】

カタクチイワシに感謝しつつ「オイルフォンデュ バーニャカウダ風」 【船厨-レシピ】

 この「船厨」のコーナーは、決してプロが作った料理が紹介されているわけでもなく、むしろ、不器用なスタッフが台所を散らかしながら一生懸命つくった料理をご紹介していくのが趣旨であります。とうわけで、見た目があまり芳しくないことも多々ありますが、お許しください。で、今回は「バーニャカウダ」。  といっても、野蛮なスタッフがこんな洒落た料理を当たり前のように知っていたわけはなく、つい最近、あるレストランに招かれて、たまたま出会った料理です。なかなか美味しかったので、後日、その料理の

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