二年前のForbes。 他責が生きがいのアンチフェミ男子が、アルファオスと呼んで憧れるであろう集団が主要読者層の雑誌。 …が解説する「アルファオス/シグマオス」等の馬鹿げた流行語と、前提「オオカミの群れ」のニセ科学などについて。 https://www.forbes.com/sites/danidiplacido/2021/01/26/the-pseudoscience-behind-the-sigma-male-explained/

退役軍人病院の男性医師が語る 「様々に異なるタスクでテストしても、女性の脳の情報処理速度は男性の５倍」 https://www.cbc.ca/news/health/neuroscientists-explore-differences-in-male-female-brains-1.3473154 NHKを含む日本の一般向け「男脳・女脳」説は前世紀的な男尊女卑の結論ありきのニセ科学だらけですが、21世紀の世界はこれ。

MeToo等で日本の男性法曹が起こすネットリンチは世界にも周知の事実。その代表格吉峰耕平氏、草津町長の名誉回復の尻馬に乗れると思ったのか「被害者無謬教」ですと。 法における男尊女卑は男性による男無謬説と女の悪魔化の伝統でもあるんで、法曹がその現実を直視し、止めるのが解決策だね。

オーストラリア公共放送。 男性も親も男性のIQを過大評価 女性も親も女性のIQを過小評価 という世界共通の現象と、女子の将来への悪影響について。 他責は男らしさ、自責は女らしさとも言える。 https://www.abc.net.au/news/2022-03-15/men-more-likely-to-overestimate-their-iq-than-women/100909236

シカゴ大。主に男性の人類学者達が、2017Googleメモ事案のように専門職男性すらエビデンス皆無で依存する「男らしさ」のニセ科学を詳しく解説。 Essays on Men, Maleness, and Violenceの章も圧巻。 https://www.journals.uchicago.edu/doi/10.1086/712485

十年前のアメリカ、ボストン大。 科学的にはもう確定した「男の終わり」と、そのバックラッシュの時代。 「この文化では、何にせよ男性のことばかり心配する。女性が男性に圧勝するようになったから、とまた男性を心配している。」 https://www.bu.edu/articles/2011/debunking-myth-that-girls-and-boys-learn-differently/

数年前のアメリカ公共放送NPR「テストステロン-レックスは絶滅した。」 「男らしさ」という迷信の主な根拠たるテストステロン神話の終わりっぷりがわかりやすい。 恐竜絶滅への引っ掛けはタイトルだけ。 https://www.npr.org/sections/13.7/2017/01/26/511734926/the-science-of-gender-no-men-arent-from-mars-and-women-from-venus

10年以上前のTIME誌。 長らく男子より成績が良く、男子よりも高度な学位を取っていた欧米の女子のIQが、当時ついに男子のIQに並ぶ…どころか追い抜いた現実を端的に解説。 「結局、だれがIQやジェンダーの本を書いているかですね」 https://newsfeed.time.com/2012/07/16/why-women-finally-have-higher-iqs-than-men/