天正2年(1574)1月12日は信長が尾張瀬戸の陶工・加藤市左衛門に瀬戸焼物窯の独占的免許を与えた日。瀬戸焼は瀬戸だけで焼いて良く他に窯を作ってはならないという天下布武の印が押された朱印状が残る。これより前に瀬戸の陶工が美濃などへ移って衰えを見せていたため信長が保護政策を行った。