数字の科学

数字の科学 ミューオンの寿命|佐藤健太郎

数字の科学 ミューオンの寿命|佐藤健太郎

サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します。 ミューオンの寿命=45万分の1秒ミューオンという言葉をご存知だろうか。電子や陽子などと並び、この世界を構成する最も基本的な粒子(素粒子)の一つなのだが、核物理学の専門家でもない限りまず耳にする機会のない代物だろう。 ミューオンは、宇宙線が空気の分子に当たることで発生する。我々の体には一晩で100万回ほどミューオンが当たっているが、ほとんど何事もなく貫通してしまい、気づくこともない。そし

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数字の科学 アンモニア生産に伴うCO2排出量|佐藤健太郎

数字の科学 アンモニア生産に伴うCO2排出量|佐藤健太郎

サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します。 アンモニア生産に伴うCO2排出量=約3億トン今年、京都では記録に残る1200年間で最も早く桜が満開を迎えたという。この異常事態がさほど話題にはならなかったのは、コロナ禍に気を取られてか、あるいは温暖化慣れしてしまったせいなのか。だがその間にも、状況は悪化の一途を辿っている。 温暖化の原因とされる大気中CO2濃度を下げるため、多くのアイディアが出されている。エネルギー供給体制や都市デザイ

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数字の科学 最大のウイルスのサイズ|佐藤健太郎

数字の科学 最大のウイルスのサイズ|佐藤健太郎

サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します。 最大のウイルスのサイズ=2500ナノメートル 全世界の新型コロナウイルス感染者数は、本稿執筆時点で1億2000万人を突破した。実際の感染者数は、その数倍と見積もられる。ウイルスは、わずか1年少々でその数を数億倍にも増やしたのだから、実に恐るべき物体という他ない。 「物体」と書いたのは、細菌とは違い、ウイルスは生物ではないと考えられているからだ。だが、どちらも目に見えないほど小さいし、

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数字の科学 新技術を「自然に反する」と感じる年齢(?)|佐藤健太郎

数字の科学 新技術を「自然に反する」と感じる年齢(?)|佐藤健太郎

サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します。 新技術を「自然に反する」と感じる年齢(?)=35歳 以前見かけたニュースで聞いた発言が、なぜか印象に残っている。ある街の年末のイルミネーションに、LEDでなく旧来の白熱電球が選ばれた。その理由として担当者は「人と人の絆を表現するため、人工的でない自然の光がよいと思った」とコメントしたのだ。だが、いうまでもなく電球は自然物などではなく、人工の産物そのものだ。発明から100年も経ったテクノ

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数字の科学 1億年前のホタルが放った光の波長|佐藤健太郎

数字の科学 1億年前のホタルが放った光の波長|佐藤健太郎

サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します。 1億年前のホタルが放った光の波長=548nm 書店の児童書の棚を眺めていると、いつの時代も高い人気を誇るのは、やはり恐竜の本のようだ。その姿形もさることながら、遠い昔に滅んで、誰も真の姿を見ることができないというのもロマンをかきたてる。 そうした図鑑を手にとって驚くのは、そこに描かれている恐竜の復元図が、我々が子供の頃に見たものと、全く違っていることだ。ゴジラのように尻尾を地面につけ

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数字の科学 地球上の人工物の総重量|佐藤健太郎

数字の科学 地球上の人工物の総重量|佐藤健太郎

サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します。 今回の数字:地球上の人工物の総重量=1兆1000億トン 地球の46億年にわたる歴史は、いくつかの時代に区分されている。区分は代、紀、世などいくつかの階層に分かれており、現代は新生代の第4紀、完新世という時代に属するのだそうだ。完新世というのは、約1万年前に最後の氷河期が終了してから後の時期を指す。温暖化が進んで氷河が溶け、人類が世界に拡散し、農耕が行われるようになった時代だ。 だが最

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数字の科学 ニュージーランド固有種の鳥|佐藤健太郎

数字の科学 ニュージーランド固有種の鳥|佐藤健太郎

サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します。 今回の数字:ニュージーランド固有種の鳥=66種 ガラパゴスやマダガスカルなど、大陸から離れた島の生態系は興味深いが、ニュージーランドの生物も極めてユニークだ。2億年前から姿を変えていない爬虫類トゥアタラをはじめ、この国にしか棲まない固有種が多い。中でも鳥類は、ここで繁殖する88種のうち66種までが固有種だというから、その特異さがわかる。 さらにユニークなのは、ニュージーランドには飛べ

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数字の科学 地球の公転周期|佐藤健太郎

数字の科学 地球の公転周期|佐藤健太郎

サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します。 今回の数字:地球の公転周期=365.24219日 今年2020年は、4年に1度のイベントが多く重なる年だ。西暦の年号の数字が4で割り切れる年は閏年であり、アメリカ大統領選が行なわれ、オリンピックが開かれる。だが、このうち閏年は、正確には4年に1度ではない。たとえば、マッキンリー大統領が当選(再選)し、パリでオリンピックが開かれた1900年は、閏年ではなく平年であった。これは、地球が太陽

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数字の科学 ギガ|佐藤健太郎

数字の科学 ギガ|佐藤健太郎

サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します。 今回の数字:ギガ=1,000,000,000 近頃、「動画を見るとギガが減る」「月末でギガがもうない」という言い回しをよく聞くようになった。何のことかと思ったら、携帯電話のデータ通信容量を「ギガ」と呼んでいるのだそうだ。本来、データ量の単位であったギガバイトが略されて「ギガ」となり、いつしかデータ容量そのものを表す言葉に転用されてしまったらしい。体重が減ることを「キロが減る」と言ってい

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