愛してる 左右対象な感情だなんて思わないで あなたを包み込むものだと思わないで 愛してる 歪な心を埋めて、嵌め込んで 一番完全に近づいたら 一番完全に近づけたら きっとそれが「愛」なの そう笑った君は一番美しい

どろりとした声が耳から流れ込んで喉に絡まり心臓近くに重く蟠る。 蟠って垂れたものが肚に落ちて、とごっていく。 言葉は「悪意」が潜んでいるとしった日から僕は言葉が嫌いになった。感情がきらいになった。 届かない言葉の向こうに誰かを待った。誰も来ないと知っているのに‥‥

死にたいと笑うあなたの身体は傷ひとつない。 死にたいというのは戯言かと笑う者がいる。 死にたいと心を殺す者がいる。 死にたいと思わせる者がいる。 死にたいと思わせる記憶がある。 死にたいとはなんだろう。 人間の記憶というメモリーのバグかもしれない。

希死感は隣り合わせ 傷はつけない 迷惑をかけない ただ、希死感は常にある 突然死にたくなる 突然腹や首に包丁を 突き立てようかと思う 妄想して、終わり 確実に死ねないから 希死感で手首を切る人が多いという 私はそれに該当しない 一番苦しまずに 死ぬ方法をさがしているからさ