どろりとした声が耳から流れ込んで喉に絡まり心臓近くに重く蟠る。
蟠って垂れたものが肚に落ちて、とごっていく。

言葉は「悪意」が潜んでいるとしった日から僕は言葉が嫌いになった。感情がきらいになった。

届かない言葉の向こうに誰かを待った。誰も来ないと知っているのに‥‥

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?