毎日幸せである。 アメリカに来て今年で10年。 今でも毎日、10年前のドキドキを感じる。 それほどここにいるのが好きだ。 でも、10年前と何も変わってない。 英語力も大して変わってない。 仕事も変わってない。 頭の中身も変わってない。 でも、幸せである。
夕焼けが好きだ。 時間を忘れて魅入る。 数秒ごとに変化する色と雲。 日常では秒を意識することはない。 夕焼けを見ていると、その瞬間を生きていることを実感する。 それが一番の醍醐味なのだ。 夕焼けで生きている喜びを感じる。 幸せな人生だ。
国籍を失う現実をしり、複雑である。 「国籍喪失」は、僕の人生を否定された感が大きい。 二重国籍というものを深く考えなかった自分も悪い。 ただ、フに落ちない。。。 ただただ、フに落ちない。。。 わかった事は、 「国籍」とは失うまで目に見えない不思議なものである。
子供の頃からアメリカに住むことが夢だった。 それが叶って、毎日夢の中で暮らしている。 辛いと思った事は一度もない。 国籍を喪失し、 外人として日本に帰る事になった。 これは転換期かもしれない。 このままだと日本で地獄を見る事になる。 新たな情熱をみつけないと。。。
やっと国籍喪失を受け入れ始めた。 アメリカに来たときのことを思い出した。 移民としてアメリカに来た。 永住権保持者は、選挙権がないだけであとは市民と同じ。 日常では何ら変わりはない。 日本で同じ事をやればいいだけ。 アメリカでできて、日本でできないわけがない。
国籍喪失届を提出した。 10月から悩んで悩んで悩んだ結果。 思ったほど、感情的ではない。 1週間、文字にして吐き出して、頭の中が整理されたんだと思う。 新しい旅立ちだと信じよう。 自分を信じよう。 きっと大丈夫。 なんとかなる!
運が良いと思って行動すると幸せになるのは、有名。これは海外で生活すると本当実感します。
マイナス13度の冬の朝、ベッドの中ほど幸せな場所はない。
アメリカのレストランで幸せになるには、 水曜、木曜、金曜日の 17:00-19:30の間と22時以降に行くと、お料理は質が良く、サーバーの対応もそこまで悪くはないから、あーアメリカ来て楽しーって思える。
出張中。自分の好きな事を突き詰め、シェフで国内出張なんて幸せすぎる。
毎日を幸せに過ごしているなか、それを記録する方法は文章、写真以外に何があるか?
国籍を喪失してから、心が軽いのは気のせいか。。。
アメリカで学んだ事は、 - 誰も人の事なんて気にしない。 - お金が文化。 - 愛とセックスは大事。 - 自分の身は自分で守る。 - 性別が300個以上ある。 - 自由とは干渉されない。 - 日本語のレベルが英語のレベル - アメリカはエネルギーがある。
「日本生まれの外人」が日本に住む時、「日本生まれの日本人」と何が違うのか? 日本人社会を知っている分、違いが見えない分、不安である。 日本人の友が「外人は日本では透明人間」と言っていた。 外人の友は「日本では孤独感が半端ない」と言っていた。 これらは、とても辻褄があう。
日本国籍を失って、唯一悲しいのが、日本のパスポートの喪失。 日本のパスポートは「192カ国ビザなしで行ける」という、地球上で最も影響力があるパスポート。 それを手放すのは正直悲しい。 複数のパスポートを所有する事は僕の夢だった。 それがまた1からになるのも悲しい。