其処彼処 償いもせず 駆けて行き 過ぎたる事と 有耶無耶の末
過ぎし日に 思いを馳せる 人居れど 過ぎたる事に 思い至らず
何時ぞやの 便利神話の 申し子は 人の思いで 悪にでも為り
便利さに 託け浮かれ ポンチなぞ 突けば仕舞の 脆弱なる世
物ノ怪の 罅入る人の 道為らば 今か今かと あやかしの陰
自ずから 滅びし咒い 之き過ぎて 刃迎える 為すも成らぬや