子どもの頃たしかに両親のトイレの匂いを嗅ぎ分けていた｡あんまし使い道のある情報じゃないから忘れていたけど､汗だけじゃなく排泄物の匂いもはっきりと男女別 哺乳動物のいくつかは排泄物を自己アピールに使っているというけど､あたしのこの匂い､たしかにオスを誘惑できそうな甘い陶酔感､恥ずい

身体がギリギリ触れる至近距離を知らない人が通過していくのが軽くカルチャーショックで｡あんた身体当たってるよ？ 避けなくていいの？？ 男性時代はスキンヘッドの凶相で 文字通り怖いおじさんだから 道ゆく人が勝手に避けてくれるのが 当たり前だった 無防備に身体を当ててくる女性に目を丸く

わたしに唯一残された男性スペースが男性浴場で､どれほど奇形でどれほど縮小していても､男性器らしきものがあるかぎり合法ですよ､法律の穴？ え？男性浴場に女がいても追い出されないよ！ 男はじつにたやすくち〇ぽ勃起させることを知った そんなことでいちいち 女として自信がつくことも知った

冗談でも何でもない単なる事実として女性にもヒゲ生えます 産毛のようなうっすらとした可愛い毛だけど､垢抜けない中学生女子はヒゲボーボーだったりします あたしにもヒゲは生えるし毎朝剃ってるけど､剃り跡はいわゆる青ヒゲにはならず肌荒れみたいな女性仕様だから日ごろはノーメイクでいーやぁ！

男性時代は自覚もなく女性器に憧れていたんだよね､異性の性器 いまや瞼の裏に隆起した男根が浮かぶようになって､怖いでも欲しいでもなく鮮明な映像だけがくっきり 血管が浮き出てやがる！ え？これを取り込むの？？ 女体へとダイブして震撼する時代は遠く フルボッキの男性器が無造作に襲来して

つづき 女として認められたい､というより 放っといてほしい願望のほうが強い 男性浴場にどう見ても女にしか見えないヤツがいても怖いから放っといてもらえるが､ 女性浴場に凡庸な女性として潜り込んだら知らない人が話しかけてくる可能性｡それは嫌｡プライベートはひとりでいたい｡負け惜しみ？