いわきりなおとのトーハク見聞録「ゆる埴輪   踊る人々」

◎シンプル極めたゆる埴輪 
野原古墳出土「踊る人々」

 東京国立博物館(トーハク)が所蔵する埴輪「踊る人々」は、1930年に埼玉県熊谷市の野原古墳から、2体一緒に出土しました。6世紀に作られた物で、どちらも下半分が推定復元されています。

 当時は小さい方(高さ57・0㌢)が古代の男性の髪形「美豆良(みずら)」が見られるため男性、大きい方(同64・1㌢)は女性と考えられたことから「踊る男女」と名

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もうすぐクリスマスなので

涙腺崩壊漫画のんちゃんとタヌキです。
Tokinちゃんと合作した連載漫画ですが、毎年クリスマス前になると読み直して泣いています。何回読んでも泣く、、。
そして来年2020年春にはこのTokinちゃんと再びタッグを組み、大きな新企画を発表できるかと思います。次はさらに強力な仲間を増やして3人組です。
新企画たのしみにしておてください。
そしてのんちゃんとタヌキ、皆さん読んでください!

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実録 解離性障害のちぐはぐな日々

お友達のTokinちゃんの漫画が発売されました。
こちら→「実録 解離性障害のちぐはぐな日々」
解離性障害。いわゆる多重人格障害の本人体験談漫画なんだけど、そもそも自分の中にいくつも人格があって、覚えのない行動をしている病気の体験を思い出しながら描く、というのが大変だったと本人から聞きましたが、この本を読んで大変理解できました。とっても素晴らしい本だと思います。ちなみに漫画の中で関西弁の先輩漫画家

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いわきりなおとの国宝漫遊記 第13回国宝「銀閣寺」の巻

漫画家のいわきりなおとさんが、京都市にある国宝の慈照寺(銀閣寺)を紹介します。
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 室町幕府の8代将軍足利義政は、応仁の乱を引き起こしたり、土一揆に悩まされたりするなど、政治能力に欠けていたとされていますが、文化面では大きな功績を残しました。茶器や美術品をたくさん収集し、現代に残っているコレクションの多くが、国宝や重要文化財に指定されています。

 義政は、祖父である3代将

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おしえて北斎!特別編が公開されました。大学生になったてんこりんが現代アートのなぞにいどみます!!ぜひ!!→世界一有名な便器の謎
https://cakes.mu/posts/22528

いわきりなおとの国宝漫遊記 第12回国宝「源氏物語絵巻」の巻

◎下ぶくれ顔で雅を表現 国宝「源氏物語絵巻」、東京・五島美術館蔵 

漫画家のいわきりなおとさんが、4月28日~5月6日に、五島美術館(東京都世田谷区)で特別展示される国宝「源氏物語絵巻」を紹介します。

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 紫式部の長編小説「源氏物語」(11世紀)の世界を、約150年後に絵画化した国宝「源氏物語絵巻」(12世紀)は、現存する日本の絵巻の中で最も古いものです。絵と詞書で構成され

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水墨画 金魚試作 本番ではこれに水模様と何か書を入れたいと思っています

いわきりなおとの国宝漫遊記 第11回「琉球国王尚家関係資料」の巻

◎子孫が守った玉冠の輝き琉球国王尚家関係資料、那覇市歴史博物館蔵

 漫画家のいわきりなおとさんが、那覇市歴史博物館が所蔵する、沖縄県唯一の国宝「琉球国王尚家関係資料」の玉冠を紹介します。
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 かつて琉球王国として栄えた沖縄県には、もともと貴重な文化財がたくさんありました。しかし、沖縄戦と米軍の略奪のためにその多くが失われてしまいました。世界遺産の首里城跡にある首里城正殿や守

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いわきりなおとの国宝漫遊記 第10回「秋萩帖、伝小野道風筆」の巻

仮名の歴史伝える書跡 
国宝「秋萩帖」伝小野道風筆  東京国立博物館蔵 

 漫画家いわきりなおとさんが、平安時代の能書家(書の名人)、小野道風筆と伝わる秋萩帖(東京国立博物館蔵)を紹介します。
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 約1100件の国宝のうち、書跡は227件で2割を占めます。つまり国宝鑑賞をしていると、たくさんの書に出合うことになります。最初は違いがあまり分かりませんでしたが、たくさん

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