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日本国内WEB3企業/サービス一覧

1. はじめに

Web3とは、ブロックチェーンを活用した新たなインターネットの「かたち」である。ブロックチェーンにより、個人がインターネット上の情報にアクセスし個人自身が情報を管理できるようになった。ブロックチェーンで発行される暗号資産(FT(Fungible Token))やNFT(Non Fungible Token)は経済的価値をもち、個人自身がアクセス/管理ができる。つまり、Web3では、インターネット上で中央集権的な管理者がなくとも効率的に公平なかたちで、個人個人が双方に情報や経済的価値の取引ができるようになった。

このWeb3のインターネット世界を構築するために、海外が先行して様々なプロジェクトやビジネスモデル、サービスが生まれている。GAFAをはじめ様々な企業が、Web3ビジネスに参入している。Web3のビジネスは海外が先行しているが、日本国内においても政府がWeb3を国家戦略と位置づけ、大企業がWeb3に参入しはじめている。日本国内でも様々なWeb3に関連するサービスを提供する企業/プロジェクトが多く生まれているのだ。

Web3ビジネスへの参入や検討をしているが、どのように進めていくのか、どのような企業やサービスにアクセスすればよいのか悩ましいと感じる方も多いのではないかと思われる。様々な企業やサービスが出現してきており情報も多くなってきているため、逆に何から見ていけばいいのか、迷うことも多いと考えられる。当社グループ(HashKey)は、2015年WANXIANG BLOCKCHAIN LABS設立からWeb3業界に参入しWeb3に特化してビジネス展開を行っており、当社は日本国内でWeb3に特化したビジネス展開を行っている。本レポートでは、その知見/実務経験を活かし日本国内Web3企業/サービスを俯瞰/整理した。ぜひWeb3ビジネス参入の参考といただきたい。

本レポートは、「Web3事業化」と「バックオフィス関連」に分けて構成している。

「Web3事業化」は、主に企業におけるフロント機能、すなわち、ビジネス推進の主担となる部門の方を想定読者としている。「Web3事業化」にあたっては、様々な進め方があるが、一般的な事業化やプロジェクト推進の流れを踏襲して整理した。まず情報収集を行い、戦略立案/企画をしたうえで事業化するかを判断する。そして、資金調達/マーケティングのうえ、本格的なビジネス展開、必要なシステム開発やオペレーションを実行していく。
進め方は、同時並行となる場合や順番が前後する場合もあるだろうが、もっともシンプルなかたちで整理をしている。読者が置かれている状況に応じて、活用できる企業/サービスを参照いただきたい。

「バックオフィス関連」では、バックオフィス機能を担当する部門を想定読者としている。所属している各機能で活用できるであろう企業/サービスを掲載している

紙面の関係から、日本国内Web3企業/サービスの全てを掲載できておらず、すべての詳細について深堀できていない点はご容赦いただきたい。


2. Web3事業化

「情報収集」「戦略立案/企画」「資金調達/マーケティング」「ビジネス展開」「システム開発/オペレーション」のそれぞれのフェーズで主な企業/サービスをマップとして整理した。企業/サービスによっては、フェーズを横断している場合もあるだろうが、割愛している。


<掲載内容に関するお問い合わせ>
「日本国内Web3企業/サービス一覧」の資料は
HashKey DXのHPよりご請求いただけます。
https://www.hashkey.jp/report/20230616report/

株式会社HashKey DX 
Mail:contact@hashkey.jp


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