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お腹のムシのホメオパシー

こんにちは
ホメオパスのこおろぎです。

寄生虫いわゆるお腹のムシ、その中の蟯虫(ぎょうちゅう)症について。
わたしが小学生のころは毎年?検査があったように思いますが、今は検査は廃止されていますね。
だからもう無くなったのかといったら、そんなことはありません。

『学校保健安全法に基づいて実施されてきた蟯虫卵検査では,東京都内での陽性率が2014年には0.08%まで低下し,この状況を受けて蟯虫卵検査は2016年4月から必須項目から除外され,2015年度限りで廃止されることになった。しかし現在でも蟯虫症患者数は年間2万8000人と推定され,国内で最も多い寄生蠕虫症と考えられる。』 日本医事新報より

日本で最も多いとは意外でした!が、陽性率は低く、現代は環境が清潔になっているので、むやみに恐れることはないと思います。

その蟯虫症は、口から感染した成虫が朝がた肛門周囲に卵を産み付け、肛門や会陰部に強い痒みを起こします。
夜ぐっすり眠れなくなり、痒いのを掻くことで手指や衣服に虫卵が付着して環境に広がります。 
女性では、成虫が膣や尿道に迷入して痒みや炎症を起こすこともあります。

蟯虫に限らず蠕虫、回虫など、いわゆるお腹のムシの第一選択レメディーは Cina. シーナ。
シナヨモギという植物のレメディです。

Cina. のレメディ像は、怒りっぽく不機嫌で、抱っこしても軽減しない子ども。鼻をほじったり、鼻を擦りつける。空腹感が強く、十分食べた後もまだ食べたい。蠕虫、回虫に苦しむ。肛門の痒み。眠りは落ち着かず、歯ぎしりをしたり、睡眠中や目覚めたときに泣き叫ぶ。
子ども、とありますが大人ももちろん使えます。

その他よく合うレメディとして、Calc. カルカーブ、Graph. グラファイト、Puls. ポースティーラ、Sabad. サバディラ、Sil. シリカ、Sulph. ソーファーなどがあります。
症状の出方や感情面がレメディ像と近いレメディを選ぶのが、ホメオパシーの基本です。
変化が見られないとき、症状が長期に渡るときは、身近なホメオパスにご相談ください。

蟯虫感染予防としてふだんから氣をつけたいことは、
・食事はよく噛んで食べる ← 体内に入るのを防ぐ
・体力(免疫力)を適正に保つ ← 異物の排除を促す

なんら特別な対策ではありませんが、これは家族の誰かが感染したときの対策でもあります。
同居している人に感染があった場合は、シーツや下着を洗濯して日光に干したり、手指や爪などを清潔にすることも必要になります。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまた♪


こおろぎ ゆきこ
Holistic Room はしわたし/日本ホメオパシーセンター羊蹄倶知安(ようていくっちゃん)






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