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相馬トランジスタさんの病状から考える過呼吸とパニック障害の違い

はじめに

2024年1月28日に公開された相馬トランジスタさんの動画にて、本人が過呼吸により緊急搬送され、その後のチャンネル方針の転換があることを伝えられました。

こちらの動画について、個人的に少し気になった部分について取りまとめて置きたいと思います。

病名は過呼吸

こちらの動画の中で病名は「過呼吸である」ということがはっきりと伝えられていたと思います。しかし、その後のヒカルさんとの動画ではヒカルさんから「パニック障害」という単語が出てきました。これは実際にどちらが正しいのでしょうか?

これは推測になりますが、病院での診断の結果が過呼吸であり、その前にチーム内で推測していた病気がパニック障害なのではないかと思います。

ヒカルさんが病名を誤認していたのは、過去の2つの可能性があると推察されます。

  1. ヒカルさんへの連絡は少し早い段階で行っていて、チーム内で推測していた病名であるパニック障害を伝えていた。

  2. ヒカルさんの友人にパニック障害を患った事がある人がおり、そちらの情報を受けてパニック障害であろうと推察した。

では「パニック障害」と「過呼吸」とは何が異なるのでしょうか?

過呼吸とは

強い緊張やストレスにより、浅い呼吸が繰り返され血中の二酸化炭素が不足し様々な症状が発生する症状です。

  1. 緊張により呼吸が増加する

  2. 呼吸が増加したことにより血中の酸素と二酸化炭素のバランスが崩れる

  3. もっと吸わなければならいと呼吸が増加する →病状が悪化する

過呼吸自体は単発ではよくある症状だと思います。
ただ、これらの症状が繰り返される場合はパニック障害や過換気症候群という病気に診断される場合があります。

パニック障害とは

パニック障害とは過呼吸などの症状が定期的に発生する病気になります。また、症状についても過呼吸は1つの症状であり、他の症状が発現する可能性もあります。

複数回起こる

数日から数週間単位で繰り返される病気です。
また、一定の周期で繰り返されるわけではなく、自身の状態に関連付けられて発生する場合もあるため、そういった行為を避けるようになる場合があります。

例えば、電車の中で過去にパニック症を発病してしまうと、次から電車に乗るのが怖くなってしまうなどです。

症状

発作は過呼吸などの症状が起こる場合もありますが、基本的に下記の13症状のうち4つが発生する場合に分類されるようです。

  1. 動悸・心悸亢進・心拍数の増加

  2. 汗をかく

  3. 震える

  4. 息が途切れる・息苦しさ

  5. 息が詰まる・窒息の恐怖

  6. 胸の痛み不快感

  7. 吐き気・腹部が不快

  8. めまい・ふらつき

  9. 体が熱い・または冷たい

  10. 感覚の麻痺・うずき

  11. 現実感がない・離人感

  12. 制御不能・気が変になる恐怖

  13. 死んでしまうかもしれないという恐怖

このような症状が定期的に繰り返された場合は、パニック障害という診断になる場合があります。

今回の相馬トランジスタさんの病状的(動画内の情報)には下記の病状が当てはまると考えています。

1.動悸・心悸亢進・心拍数の増加
4.息が途切れる・息苦しさ
7.吐き気・腹部が不快
13.死んでしまうかもしれないという恐怖

まとめ

現在の相馬トランジスタさんの状態は「一度過呼吸が発生しただけ」という状態かと思います。今後、定期的に医者の診断を受け、再発しないためにストレスを少なく過ごすことが大事かと思います。

私は一般人で、今回気になって色々と調べてみましたが引き続き楽しい動画を作成し続けることを切に願います。

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