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一番好きな桜の思い出

私は毎年桜が咲くと何らかの形で花見をしている。小さな頃、祖父は毎年春が来ると「あと何回花見ができるかのう」と言っていたのを時々思い出す。

私が通っていた小学校の校舎の南側に桜の木がたくさんあった。小学校の入学式が終わり、初めて教室に入った時、開けられた窓から桜の花びらが風で入っていた。笑顔が優しい女性担任の話を聞きながら、晴れた空と満開の桜の花を眺めていた。今もその情景を思い出す。その情景が実際にあったものかどうかは分からない。しかし小学1年の教室と窓から見える青空と桜の情景は多幸感に溢れている。

生涯で一番懐かしく、大好きな桜の記憶た。

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