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中国の法定休日が改正に向け協議中、海外旅行者は今後増加するのか?

皆さんこんにちは。エンジョイジャパンの橋本です。現在、中国の全国人民代表大会が北京で開かれています。新型コロナウィルスが今一番関心のある話題ですが、それ以外にも、中国の法定休日の改正に関する話題も中国国内で話題になっています。

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中国は長期休暇になると、とてつもない渋滞が発生してしまったり、地方出身の人は帰省するのに一日では時間が足りなかったりするなどの問題が起きています。中国は人口が多く、面積も広いので、このような問題は日本より深刻と言えるでしょう。

このようなことから、中国の全国人民代表の「黄细花(ファンシーファ)」さんが大会で「国民たちが慌てて帰省することや、交通渋滞が起きないように、中秋節、清明節、その他の中国伝統的な祭日は、長期休暇の真ん中に組み入れることを検討すべきだ」と提案しています。

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現在、このことが「微博(weibo)」で話題となり、多くの人が自分たちの意見を投稿しています。では、どのような投稿がされているのか、投稿内容をご紹介します。

「春節の法定休日が短く、実家が遠いので事前に休暇を取らないと、大晦日は家で過ごせない。2週間の休暇を希望する。」
「長期休暇はゆっくり家で過ごしてから旅行に出かけたい。旅行先から戻ったら気分転換のために1日休んでから出社したい。だから長期休暇を長くしてほしい。」
「休暇が長くなったからといっていいことはない。結局振替出勤しないといけないから、休暇後の連勤は苦痛だ。」

法定休日の改正について、中国の国民たちは「支持」と「不支持」の2つにきれいに別れました。人によってメリットとデメリットがあるため、改正の決断も中々難しいでしょう。

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仮に中国の法定休日が改正された場合、長期休暇が長くなることで海外旅行者は増えるでしょう。改正するかどうかの結論はまだ出ていないですが、場合によって今後のインバウンド対策も変えて行かないといけないですね。

ここまで読んで頂きありがとうございます。以上中国の最新ニュースでした。気になることがありましたら、ぜひ橋本までご連絡ください。

メール:hashimoto@enjoy-japan.jp

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