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創造都市横浜と自分

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2017年にfacebook上で振り返っていた横浜での活動などについての投稿をリライト+加筆しています。
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リレーする仕事

リレーする仕事

※2022年3月16日に急逝したBankART1929代表、池田修さんへのメッセージを集めたサイト「池田修への手紙」へ寄稿した内容を一部加筆+写真を加えて掲載します

自身がはじめて手弁当で企画した展覧会「Reading Room」(2005)にはじまり、ITベンチャーである日本技芸(現rakumo)勤務時代にOff Nibroll 『public=un+public』のDVD化事業(2005、こ

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創造界隈の成熟と新しい動きークリエイティブシティ・ヨコハマから創造都市横浜へ

創造界隈の成熟と新しい動きークリエイティブシティ・ヨコハマから創造都市横浜へ

※約1年前のfacebook投稿をリライト転載しています

2008年、3回目の横浜トリエンナーレに合わせて横浜クリエイティブシティ・シンポジウムやBankART1929の「集まれ!アートイニシアティブ」、第1回目の黄金町バザールなどが開催されます。橋本が河本一満さんとともに「KOTOBUKIクリエイティブアクション」を立ち上げたのもこの年。

2009年は横浜開港150周年ということで、開

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創造界隈の広がりとにぎわいー都市との対話

創造界隈の広がりとにぎわいー都市との対話

※約1年前のfacebook投稿をリライト転載しています

横浜で自身の活動をスタートした橋本。2006年頃までは本業で映像制作をこなしつつ、AITで知り合った藤高晃右などが立ち上げたTokyo Art Beatのレビューページにも参加するなどしながら、徐々にアート関係の執筆やコーディネートの仕事を増やしていきます。

「都市との対話」とノマドプロダクション横浜では、北仲の終了に伴う受け皿の一部と

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創造的界隈の生まれる瞬間ーBankART1929と北仲WHITE&BRICK

創造的界隈の生まれる瞬間ーBankART1929と北仲WHITE&BRICK

※約1年前のfacebook投稿をリライト転載しています

BankART1929での企画展「Reading Room」2004年。芸術系大学院への進学が叶わなかった橋本は、AITのキュレーションコースに通いながら今後を考えることに。タイミング良く、当時よく通っていたとあるカフェギャラリーの欠員求人が出たため、そこに飛び込み現場たたきあげの道を選びます。

ところがそのギャラリーは入社半年後に

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創造都市横浜の前夜― 現代美術・アートプロジェクトとの出会い

創造都市横浜の前夜― 現代美術・アートプロジェクトとの出会い

2017年に担当したTARLのレクチャーに合わせて、facebookで振り返りの投稿をしていました。リライトしてマガジンにまとめておきたいと思います。あくまで個人的な視点ですが、ご笑覧いただければと思います。

大学生活と横浜トリエンナーレ20012000年に横浜国立大学に入学し、映画を勉強しようとしていた橋本は、映画サークルなんかにも所属しつつ、DVカメラでいろいろ作品らしきものを撮ったり、頼ま

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