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働き方フリーを目指すためのキッカケを「移住」にしてみた。

とんでもなくふわっとしていた2年前の目標

①フリーランスな働き方を目指す。
②手段・方法・内容は問わない。
③何をするか、ではなくて誰とするか。


2年前に今よりももっと「なにもない」私が
漠然と移住する前に考えていたこと。

2年間コツコツとこの3つだけを大切に
「NO」と言わない姿勢を貫き通したら
#STAYHOME  が全世界的に広がっても
土日に堂々と引きこもっていても
こなさなければならないクリエイティブな
「仕事」は山のように降り注いできて、
「ちょっと時間いいかな?」
とテレビ電話がかかってきたり
「新しく○○なことするから声をかけた!」
ってTwitterでメイションしていただいたりもして
有難いことに今日も幸せを感じている。
万歩計で計測される歩数が
1000歩以下であること以外の問題はなく
私の生活の変化は実は「なにもない」。



6年前は妄想が、4年前に突然現実になっていた。
という事実があったみたいに
2年前、私が想像していた私は、今ここに居る。





ひとはやっぱり想像できる範囲の自分にしかなれない。

大学を卒業したての私が妄想していた自分は
新幹線や飛行機を大阪の環状線みたいに乗りまわして
全国を飛びまくる営業ウーマンだった。
(この頃は日経WOMANを定期購読してた。笑)


2.3年で、気が付けば週末は日本のどこか、
北海道から沖縄を飛びまわる仕事をしていて
ふと、やっぱり想像できることは現実になるんだな。
と俯瞰したのを覚えてる。


でも、妄想していた過去の私がその地点に
到達してからよくよく考えてみると
全国を飛びまわるような仕事をする自分は
目標であって、目的ではないことに気が付いた。
成りたい私と、憧れの私はなんかちょっと違う。
そこから、考えを改めることにした。


「人生の目的は何だ?」


この自問自答をいくら繰り返しても
答えはひとつにしかならない。もちろん今も。


自分が育ったみたいな家庭を大切な誰かと創ってみたい。


この自分の育った環境というのは
「専業でお家にいる人」と
「外に働きに出てる人」が居てて
前者は「おかえり」とお家で待っている。
という定番のケース。

それは私たちが子育て全盛期だと
よばれるであろう時代(実は既に今。笑)に
そぐわないケースであることは、考えなくてもよくわかる。
私が育った時代と、今生きている時間軸は違う。


でも、「おかえり」とお出迎えはしてみたい。し、
「今日はこんなことがあったの!」と
日々成長していく子供に寄り添ってその報告をしてみたいし、
さらに言うと自分の目で見て、
触れて一緒に成長していきたい。
ここだけがどうしてもブレない。
救いようがないくらいに。

でも私は、社会から切り離されるのも
具体的に貢献できないのも嫌だ。

「!」


なんて我儘!
でもそう在りたいのだから、
仕方がないし、そう在りたいのなら、
冒頭にもあるように手段・方法・内容は問わない。



その手段のひとつとして、まずは
会社を辞めて(なんなら色々同時に辞めて)
移住してみた。


①デットラインを強制的に設定する。
あとに引けない状況に、
いつものようにストイックに突っ込んでいく。
期限付きのお仕事を選んでみて、もうすぐ2年。

感想:
大変。それはもう、大変。(笑)


②居心地の良きするぎる環境を手放し、物理的に自立する。
実家暮らしを辞めて独り暮らしをしてみたら、
自分がどうなるのか、実験してみる。
急に誰かと一緒に住むなんてこときっと起こらないだろうし、
とりあえず、やったことないなら、やってみる。

感想:
全然何もできないのかと思っていたら、
考えていたよりも、私はちゃんと育てていただいたようで
「助けて。わからない。」
と実家に電話することはなかった。ちょっと悲しいくらい。




脱線しかけた話を戻す。
私の中での「働き方フリー」とは
自分が実現したい子育て環境をつくるための手段。

私の中での「移住」とは
働き方フリーの状況を自分で創り始めるキッカケのひとつ。


結局、移住してどうの。とかこうの。とか
よく書かれたり謳われたりしている機会を
目にしたり耳にしたりするのだけれど、
確かに私は
「移住」をキッカケに「働き方」を変えたけど、
そこには自分の目的や目標がないと
私は意味がないんじゃないかと、
機械めいて必ず「解」が存在する教育を受けたであろう
私はそう思っていたりする。

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