神保町の音楽LOVER / BA

神保町で働く音楽好きによるディスクレビューなど。 洋・邦、ジャンル、年代関係なく、グッ…

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神保町で働く音楽好きによるディスクレビューなど。 洋・邦、ジャンル、年代関係なく、グッときたものを縦横無尽に駆け巡ってご紹介。 好きな横文字はdisk union。好きな色は水色・ピンク・うぐいす・オレンジ・黄色です。

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  • ひまつぶし

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    「クラブBA」会員による個性豊かな投稿を集めました。 ジャンルは様々。音楽、料理、サーフィン、スニーカー、電車、競馬、ペット、写真etc. 内容は、ライトなものからディープなものまで。 是非、ひまつぶしにどうぞ~。

最近の記事

映画『JOKER』は音楽もイイ!!【映画挿入曲】

どうも。神保町の音楽LOVERのGです。 『JOKER』観ましたか『JOKER』。 まさかこんなに大ヒットするとは… 今回は世界中で大ヒット中の映画『JOKER』の本編には極力触れず、劇中音楽の魅力を少しお話したいと思います。 とは言ってもやはり映画を鑑賞しないことにはなにもはじまらないので、“ズームアウトの視点”で簡単に感想を。 ボク自信まだ2回しか観れていなくて恐縮ですが、一言で申しますと【観応えのある傑作】これにつきます。 完全に個人的な意見であり、ごく当り

    • 2019年、インディーロックの最高峰 Bon Iver / i, i

      どうも。神保町の音楽LOVERのGです。 突然ですが、みなさんは名前の最初に“Bon”がつくミュージシャンは?と聞かれたら何と答えるでしょうか? おそらくは、日本国民の大半はこう答えるでしょう。 “Bon Jovi” しかし、2019年現在、特に欧米を中心とした現役ポップミュージックLOVER界隈では、こう答えるのが通例。 “Bon Iver” ルックスではBon Joviに完敗ですが(笑) Bon Iverが生み出す音楽の完成度は現行ポップミュージックのなかでも

      • くちずさむ歌はなんだい?思い出すことはなんだい? フィッシュマンズ / 98.12.28 男達の別れ

        どうも。神保町の音楽LOVERのGです。 前回Kも書いていましたが、そういえば、日本の音楽まだ扱ってなかった! この世界には、国やジャンルに関係なく、素敵な音楽が世界各地に存在していることは理解しているつもりで、偏見を持たず、選り好みせずになんでも聴いていこう!と心掛けてはいるのですが、色々聴いていく中でどうしても自分の好みというものは出てきてしまうわけで…。(当然のこと仕方ないことなんですけどね。だって人間だもの!) とはいえ、いくら肉料理が好きだからってそればかり食

        • MONO NO AWAREの日本語を噛み締めよう

          こんにちは、Kです。 いつも洋楽の紹介ばかりになっているけれど、もちろん邦楽も聴きます。 ただ、自分も歳を取ってきて、新しいバンドは自分より年下ということが増え、なかなか素直にハマり切れないというちょっぴり切ない事情もあり。音楽である以上、年齢とか関係ないのだけれど、やっぱりそういうバイアスというか、ありますよね。無い人は素晴らしいと思います。 そんな僕でも素直に、心から良いと思えるのが、2013年に東京で結成された4人組ロックバンド、MONO NO AWARE(モノノ

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          語られ続ける伝説のフェス『ウッドストック・フェスティバル』

          どうも。神保町の音楽LOVERのGです。 まだまだ暑い日は続きますが、早いものでもう9月。 今年は台風とフェスの時期が重なり、大変な思いをされた方も多いと思います。やはり、どんなに文明が進歩しても人間は自然には逆らえませんね。 日本でもすっかりフェス文化が根付いてきたと実感する昨今ですが、フェスハイシーズンもひと段落し、ちょうど良いタイミングなので、今日はあの伝説のフェスに触れてみようと思います。 今からちょうど50年前の1969年8月15日から17日までの3日間、米

          語られ続ける伝説のフェス『ウッドストック・フェスティバル』

          Snail Mailに期待をしている

          こんにちは。Kです。 夏、終わった感がすごいですね。もうここ数年は夏っぽいことしたいなーなんて言っているうちにいつの間にやら過ぎてるって感じ。気づいたら俺はなんとなく夏が過ぎていたって感じ。ナンバガ野音観たかったな。 そんな寂しさを抱えつつも、夏の終わりとか季節の変わり目って、音楽の聴こえ方が変わるというか、新鮮な気持ちで楽しめたりしますよね。もはや陳腐な言い方だけど”エモい”って感じ。何聴いてもエモい。 この季節、そんなエモさに拍車をかけてくれるアーティストをご紹介。

          Snail Mailに期待をしている

          台湾に続き…タイ音楽のご紹介

          こんにちは。Kです。 Gも書いていたように、サマソニを今週末に控えたお盆、ミュージックラバーの皆様はいかがお過ごしでしょうか?個人的には今年のサマソニ行く気満々でしたが、まさかのチケット完売で、うーむどうしようと唸っているところです。なんとかして2日目に行きたいのだが、、我が青春のRANCID、、。 サマソニは行けるかわからないので、気分を入れ替えてタイの音楽をご紹介。ジメジメと暑い夏なので、タイのチルかったりトロピカルだったりする音楽で、誤魔化しながらやり過ごしましょう

          台湾に続き…タイ音楽のご紹介

          どなたも気軽にご参加ください~ 日本一の都市型フェスSUMMER SONIC

          どうも。神保町の音楽LOVERのGです。 夏フェスシーズン真っ盛り!今年も各地で皆さん盛り上がっているみたいですね! 「フェスって楽しそうだし、行ってみたいけどよくわからないし」というかた、 大丈夫です!日本にはSUMMER SONIC(サマソニ)という誰でも気軽に足を運べるフェスがあります!! サマソニとは毎年8月中旬の土日に東京(正確には千葉ですが…)と大阪の2か所で同時開催する、全日程で東京大阪合わせて約20万人が来場する夏の音楽フェス。国内外よりジャンルを問わず

          どなたも気軽にご参加ください~ 日本一の都市型フェスSUMMER SONIC

          台湾ロック最前線

          こんばんは。Kです。 フジロック、行ってきました。 疲れ切った体に2時間半のキュアーのライブ、色んな意味でこたえました、、。色々思うところはありますが、アンコールの怒涛のヒットパレードは完全にぶち上り案件でした。 そんなフジロックにも出ていた、僕の大好きなSunset Rollercoaster(落日飛車)を始めとした、台湾のロックバンドを簡単に本日はご紹介。 台湾沢山良いバンドいるんです。ここで紹介するものは、台湾のロック好きの人にとっては既に知っているものかと思い

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          音楽ファンのオアシス、『フジロックフェスティバル』

          どうも。神保町の音楽LOVERのGです。 Kさん、苗場は盛り上がってますか!? 今年もやってまいりました。国内最大級の音楽フェス、フジロックフェスティバル。 しかし、私、Gは今東京におります。 冷房のきいた部屋は最高!!とても快適で落ち着きますよ!! フェスなんて人が多いし、音もうるさいし、部屋が一番!! もう限界です。強がりはやめます。 めっちゃ羨ましいぞ!!!どこでもドアがあれば今すぐにでも行きたいぞ!!!! 今年は12月にあのU2が13年ぶり、しかもJo

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          The Cureを、観に行く、週末

          こんにちは、Kです。 わたし、決めたんです。 キュアーを観に行くって決めたんです。 翌日がお仕事でお馴染みの日曜日の、日付が変わる前の、フジロックのトリのキュアーを観に行くって決めたんです。 随分悩みましたが、もう行くことにしました。だって単独やってくれないんだもん。次いつ来るかもわからないんだもん。 あ、一応キュアーの説明をしておきますね。 ”ザ・キュアー (The Cure) は、1978年に結成されたイングランド・クローリー出身のロックバンド。 初期はパン

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          this is funk!!!!!!! Parliament / Mothership Connection

          どうも。神保町の音楽LOVERのGです。 前回、Kがグライムを紹介していたので、ボクも便乗してロック以外のジャンルを紹介したいと思います。 今日、紹介するのはファンクミュージックの名盤、パーラメント(Parliament)の『Mothership Connection』。 そもそも、ファンクミュージックってどんな音楽なの?と思った方へ、すごく雑に簡潔に答えますよ。10代20代30代の方、ブルーノ・マーズとか在日ファンクがやってるような粋なリズムの音楽です。40代以上の方

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          今度こそグライムが栄華を極めるか? Bakar

          こんにちは。Kです。 グライムって何ですかね? 未だによくわからない音楽ジャンルの一つ。 かなりかいつまんで言うと、イギリスのヒップホップって感じ? こんな時こそウィキペディア。 ”グライム(英: grime)は、UKガラージ、2ステップなどのハウス系クラブミュージックに、ラップやレゲエの要素を加えた音楽ジャンルの総称である。2000年代にイギリスで生まれ、若者の間で人気となった。” とのこと。 なにせ歴史も浅いし、人気が爆発する前にムーブメントが収束してしまっ

          今度こそグライムが栄華を極めるか? Bakar

          ポップミュージック史上、最良の芸術品 The Beach Boys / Pet Sounds

          どうも。神保町の音楽LOVERのGです。 少し遅くなりましたが、ブライアン・ウィルソンさんハッピーバースデー! 今日は6月20日に77歳のバースデーを迎えたブライアン・ウィルソン氏が生みだした超名盤『Pet Sounds』を今更激押ししてみます。 まずはじめに、稀代の音楽家ブライアン・ウィルソン氏や超名盤『Pet Sounds』に関連する書籍や評論、研究はこれまでに数え切れない程、世に送り出されています。それだけ偉大な音楽だということと、ひとつひとつ丁寧に語っていったら

          ポップミュージック史上、最良の芸術品 The Beach Boys / Pet Sounds

          もう解散しちゃったけど。。 Noah & The Whale

          こんにちは。本日の担当はKです。 今回は学生時代に夢中だった音楽の話。 皆様はNoah & The Whaleというバンドがいたことは知っているだろうか? 2006年ロンドンで結成されたフォーク・バンド。 チャーリー・フィンク(Vo, Guitar)の激渋ヴォイスとヴァイオリンの音色の相性が抜群な、心地よ~い、時に胸を熱くさせるような楽曲が魅力的なバンド。ディスクレビューと言っておいて、こういう解説が難儀だなーといつも思ってしまうので、とりあえず興味ありそうだったらま

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          サイケデリックロック、ガレージロックの源流 13th Floor Elevators / The Psychedelic Sounds of the 13th Floor Elevators

          どうも。神保町の音楽LOVERの片割れGです。 前回の投稿でKからの告白があったとおり、神保町の音楽LOVERは2人組のデュオなんですね~。音楽LOVER的に言うと、サイモン&ガーファンクルとかロギンス&メッシーナ、ダリルホール&ジョンオーツ、ワム! のような感じだとご理解いただけると助かります。今後ともあたたかく見守ってください。 ということで本題に。今回はこれからの季節にぴったり、サイケデリックロックの名盤を紹介したいと思います。 先日、5月31日ロッキー・エリクソ

          サイケデリックロック、ガレージロックの源流 13th Floor Elevators / The Psychedelic Sounds of the 13th Floor Elevators