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映画『世界一キライなあなたに』感想

『世界一キライなあなたに』をAmazonプライムで。2016年公開。

ゲームオブスローンズのデナーリス(エミリア・クラーク)主演に、タイウィン・ラニスター(チャールズ・ダンス)まで出ていた!嬉しい!

あらすじ 舞台はイギリスの田舎町。ルイーザ・クラーク(エミリア・クラーク)は、お洒落をすることが大好きな26歳。ある日、働いていたカフェが閉店することになったルーが新たに得た職は、バイクの事故で車椅子生活を余儀なくされ、生きる希望を失ってしまった超ハンサムな大富豪ウィル・トレイナー(サム・クラフリン)のお世話係をする期間6ヶ月の仕事だった。最初はルーに冷たく当たるウィルだったがルーの明るさが、ウィルの頑な心を溶かしていき、やがて2人は恋に落ちていく。しかしある日ルーは知ってしまう。 ウィルが決めた「生きる時間」があとわずかだということを・・・。 (WBサイトより)

大きなジャンルで言えば「難病モノ」になるのかな。きっと良くあるパターンなのかも知れない。でもエミリアと相手役のサムの魅力がはち切れる!エミリアの妹や家族たち脇を固める俳優陣もイイ。好きだわ〜

GOTでは笑顔さえ見せないエミリアだけど、メイキングを観た人なら誰でも知ってる、あの太眉をハの字にしておでこにシワを寄せた強烈チャーミングな笑顔。あの笑顔や困った顔が全開だ。

GOTメイキングから自分が勝手に思ってた「エミリアってきっと本当はこんな子」像を、そのまんま主演にしたようなイメージだった。でもそれは演技力の賜物で、かたや王国を束ねる革命の女王、かたや明るさばっかりが取り得の貧乏女子、どちらもこんなに違和感無く演じているエミリアの底力たるや。もっと彼女の映画を観てみたくなった。

「お洒落が好きでファッションの学校に行くのが夢」のルー(エミリア)が、いつも派手で妙チキリンな格好をしているんだけど、それを自然に魅せる彼女のキャラ造形が見事。お母さんから借りた80年代スーツにも爆笑。

尊厳死がテーマになっていて、物語の行方にも考えさせられる。他色々書きたいけどネタバレになるので省略。 良かったです。チャールズ・ダンスも!


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