映画『世界一キライなあなたに』感想
『世界一キライなあなたに』をAmazonプライムで。2016年公開。
ゲームオブスローンズのデナーリス(エミリア・クラーク)主演に、タイウィン・ラニスター(チャールズ・ダンス)まで出ていた!嬉しい!
大きなジャンルで言えば「難病モノ」になるのかな。きっと良くあるパターンなのかも知れない。でもエミリアと相手役のサムの魅力がはち切れる!エミリアの妹や家族たち脇を固める俳優陣もイイ。好きだわ〜
GOTでは笑顔さえ見せないエミリアだけど、メイキングを観た人なら誰でも知ってる、あの太眉をハの字にしておでこにシワを寄せた強烈チャーミングな笑顔。あの笑顔や困った顔が全開だ。
GOTメイキングから自分が勝手に思ってた「エミリアってきっと本当はこんな子」像を、そのまんま主演にしたようなイメージだった。でもそれは演技力の賜物で、かたや王国を束ねる革命の女王、かたや明るさばっかりが取り得の貧乏女子、どちらもこんなに違和感無く演じているエミリアの底力たるや。もっと彼女の映画を観てみたくなった。
「お洒落が好きでファッションの学校に行くのが夢」のルー(エミリア)が、いつも派手で妙チキリンな格好をしているんだけど、それを自然に魅せる彼女のキャラ造形が見事。お母さんから借りた80年代スーツにも爆笑。
尊厳死がテーマになっていて、物語の行方にも考えさせられる。他色々書きたいけどネタバレになるので省略。 良かったです。チャールズ・ダンスも!
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