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「聴く」は最強!だから、全力で「聴く」新メニュー誕生(笑)

私にとって「聴く」ことは、人生を豊かにする「宝箱」のようなもの。

知らない世界を、教えてもらったり
その人の生き方や考え方から、学ばせてもらったり

自分と相手の共通点が見つかれば、それはそれは思考が深まるし
違いが見つかれば、どんどん広がっていく。

元アナウンサーというキャリアや、研修講師として人前で話すことを仕事にしていると「おしゃべり」と思われますけどね…

ま、どちらかと言えば「おしゃべり」ではありますが💦

話の内容は、相手に「問い」を立てることと、相手からの「問い」に答えることをメーンに据えているつもりで、聞かれなければ自分のことを「話したい」とは、考えてはいません。
あ、無性に「きいて〜」って時は「きいてもらっていい?」とか「話しまくっていい?」と承諾を得てから喋るようにするか、勢い、喋り過ぎた時には途中で「ごめん、喋り過ぎた」と謝ったり「このまま話していい?」と確認しています。まあ、こうしたことも、数々の失敗経験から学んできたわけですが、喋り手にしたら、平時は(役割を認識しなければ)意外と慎重なタイプかもしれません。

おっと、自分の言い訳が長くなりまして(反省💦)

で、私のコミュニケーションのレッスンにお見えになる方は、私の元職がアナウンサーと言うこともあるのでしょうが「上手く話せるようになりたい」という方がほとんどです。

そこで私は質問します。

「〇〇さんにとって、上手く話すって具体的にどういうことですか?」と。

一瞬「きょとん??」となる方が多いのですが、しばしの「間」の後、出てくるのは「間違えずに話す」とか「滑舌よく」とか「いい澱まず」とか・・・あるいは「説得力のある話し方を身に着けたい」などでしょうか。

私は、子どもから大人まで一貫して一番大事なのは「ことばに自分の気持ちをちゃんとのせること」だと思っていて、そのようにお伝えしています。どんなに堂々と、まさに「立て板に水」のように流ちょうに話せたとしても、気持ちが乗ってない声やことばは、相手の心には届きません。相手の心に届かないのであれば、それはやっぱり「伝わっていない」ということで、厳しい言葉で言えば「意味がない」んですよね。

じゃあ、どうしたら「気持ちが乗るか、伝わるか」と言えば、冒頭に書いたように、とにかく相手のことを知りたいと思って「聴く」ことから何だろうと思います。相手の頭の中を想像しながら、相手の関心を探しながら、聴いて、聴いて、聴きまくり、そうしてはじめて、相手の心に届く気持ちの乗った声とことばが、出てくるんじゃないかと。

もちろん、表現力の可能性を広げるスキルや、声の出し方のコツなどはあります。これらは、滑舌と同様に、コツコツ練習することで、それなりに手には入りますし、私もリクエストがあればお伝えしています。

だけどやっぱり、そこじゃない!というのが、ことのはスクエアの「コミュニケーションのレッスン」です。わかりづらいのは承知の上で、納得してもらえる方だけが、学んでます。話し方だけじゃなく、キャリアコーチングも似ています。私は先生でもないし、絶対の正解もないし、対話する中で気づいて、実践していくお手伝いをするくらいしか、出来ませんから。

「絶対に伝わるようになる」とか「みるみる話し方が上達する」とか、そういう確証のない事は、誰にも彼にもいえないっていう、やっぱり小心者、いや「バカ正直者」でもあるのですがね。
それでも、1ON1やレッスンに参加してくれる方が、ちらほらと増えていて、ちょっと嬉しいこの頃です。

今日も「話し方を学びたい」と言う方に「聴き方が大事」と切り返し、一瞬驚かせてしまいましたが、最後は納得され、日常のコミュニケーションの具体例を共有しながらの振り返りと、ことばを磨くために「声に出して喋る=朗読」をセットにしたメニューをその場で提案して、月に1回程度、オンラインで継続してレッスンしていくことになりました。聴き合うことで、ともに成長していけたら嬉しいなと思います。

知らない世界を知ることが出来て、やっぱり「聴く」は最強!!「聴く」は、誰にでもどこででも、日常いつでも意識すれば出来ます。困難なコミュニケーションこそが、磨きをかけてくれます。

それでも、やっぱりサポートや助言が必要であれば、いつでも話を聴かせてください。それが私の喜びですから。


何を相談していいかわからないけど「はしけいに元気をもらいたい!」とか「はしけいと話したい!」というリクエスト?を頂き、こんなメニューを考えました。

「はしけい、使いホーダイ」

何でも屋なので、何でもリクエストに対応します。気まぐれOK。衝動セッションOK。継続したければ、ご勝手に(笑)で、基本はオンラインですが、交通費をご準備頂ければ、はせ参じますし、上京の折などに捕まえてもらうことも出来ます。
60分1本勝負!全力で応援します!



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