見出し画像

数の感覚を身につけるには〜未就学児〜

何事にも言える事ですが、数の感覚を身につけるという事もまた、とても大変な事です。


今日は小さい子のための(未就学)数の感覚を掴むために私がやってきた事を書いてみたいと思います。


画像1




1、まずは数を100まで数えられるようにする。

お風呂で一緒に100まで数えました。子供なので飲み込みは早いです。
しかし、忘れるのも早いです。
途中、58.59...次はえっ〜っと、、、と分からなくなる事もあると思いますが、十の位も1から順番に1.2.3.と上がるんだよ、59まで来たから5の次は6だから十の位は6で、、、なんて初めは子供はわかりません。(理解力ある子は別でしょうが)
とにかく一緒に数えて、分からなくなったらすぐに教えても大丈夫だと思います。






2.増える、足し算を教える。

足し算とは増えていく、数が大きくなるという事を教えました。
計算特訓で有名な公文式は、+1をずっと繰り返し、次に+2をずっと繰り返し、+3を繰り返し、という反復で計算力をあげていきますが、8+7、のように数が大きくなるとつまずく事もあります。
繰り上がりですね。
小学校での教え方はまた別で、娘の小学校の教科書では5の塊、10の塊で数をおさえていました。
5は1と4に分けられるね、2と3、も同じだね。のように。
1+9、2+8、3+7、4+6、、、どれも10だね。と、教えますが、おはじきを使ったりしますので小さい子でもイメージが掴みやすく、10のまとまりで考えると位が上がった時も(17+24とか)さくらんぼ算といって、わからない子には17を10と7、24を20と4、さくらんぼのように分けて足し算する子もいると思います。


やはりつまずくポイントは繰り上がりなので、7も5と2で分けてから、10と7と20と4=10と5と2と20と4で足し算考える子もいると思いますので、どちらが考えやすいか見極め、ひたすら足し算をしました。この辺りまで抑えてから下の息子は公文式の教室に入れました。それからはひたすら+1からの計算です。





3、公文式でいうところの引き算というのは足し算という逆算で考えるのだという理屈で教えてみる

足し算の次は引き算ですが、引き算というのは引くのではなく、何を足すと引かれる数になるのか?という考え方らしい。
20-6=は、つまり6に何を足すと20になるのか?という考え方で引き算するみたいですが、娘はやっぱりここでもつまずきました。
繰り下がりですね。足し算同様つまずきポイントの定番ですよね。
繰り下がり引き算でつまずくのは、繰り上がり足し算の反復が足りない、と公文の先生にも言われた事がありましたが、娘はすでに小学生でしたから、繰り下がりはあくまで繰り下がりの十の位から借りてくる小学校の教え方で考えさせました。
公文式で教えて理解できたのは下の息子でした。






画像2


とはいえ計算の仕方も、飲み込みのスピードも、考えやすい思考のくせも個人差があります。


上記に書いた事は3歳になったばかりの子には難しいと思います。
早くに始めればいいという事も言い切れなくて、3歳だと足し算の習得まで半年がかりで苦労したとしても年齢が上がり理解力が追いついてくれば、5歳で2か月とか短期間であっという間に追い上げる事ができると思います。


どのやり方を選択しても、必ず理解は追いついてくるという事がわかりました。


そろばんにするか、おはじきにするか、教え方、考え方はどれを選択しても間違いではないと思います。


まぁそれには弛まぬ努力が必要不可欠なのはいうまでもないんですが。。。



今日のまとめ

そろばん塾や公文式、学研、算数塾や通信教育などたくさんの幼児向け学習塾がありますが、正直、小学校で習う算数だけじゃあ足りたいんだよなぁ。。。つまずくポイントたくさんあるし。学歴差はこの習い事の差によるんじゃないの?習い事の差は親の収入差によるんじゃないの?と、感じるのは私だけなのだろうか、、、😭



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?