ハシモト マサツグ

ハシモト マサツグ

マガジン

  • 月間「生存報告書」

    月1で、生きてる爪痕を、残さないぐらいの力で残していきたいやつです。

  • LE LE LEATHER Season.2

    小説風に進めていきたい、ノンフィクション風物語です。

  • 沖縄ダイアリー

    沖縄での日々を日記風に。

  • LE LE LEATHER season.1

    大きな出来事があるわけではない。壮大なストーリーが物語られるのではない、、、 成功や失敗。挫折と苦悩、葛藤。人生において、そう言った大きなものに目を向け過ぎて、身近で大切な何かを忘れてはいませんか。 これは、何処にでもある、些細な日常に目を向けた、「革と僕」をやや脚色してお伝えする物語(にしていくつもり)です!!

  • MajiでGunpraする5秒前

    世間体を気にして距離を置いたガンプラを、8年ぶりに作る青年たちのノンフィクションっぽいフィクション作品です。

最近の記事

20XX/9/24(小説風)

「月が綺麗だね」という言葉は、どうやら、好きな人に使うものらしい。 都度都度やっている、「花を渡す」という行動も、同じようなものなのだろう。 「今日の満月すごくない?」 「かわいいお花あったからあげる!」 特に深い意味はない。つもりだ。深い意味がないからこそ、意味を与えられてしまうのか。 自分では、なんかいいなぁ、と思うのだが、他の人にとっては、これはどういう事??という反応が返ってくることもしばしばある。 月を見上げる。 言葉では説明できないのだが、なんかいい

    • 20XX/08/13 (小説風)

      朝。雨の音がした。そして、寒い。 連日の猛暑を冷ますかのような気温だ。いや、寝苦しかったのを紛らわす為にエアコンを下げすぎたせいかもしれない。 睡眠時間はおよそ2時間。夜中に目が覚めて、頭だけが回っていた。こんなことは、一年前に仕事で頭にきた上司にどんな文章を送ってやろうか思案した時以来になる。 「今夜、少しだけ通話がしたい」 彼女から連絡があった。最初は、次会う日のことについて話したい、ということなのかと思った。ただ、自分の勘はどこか違う匂いを感じ取っていて、まさかそ

      • 20XX/8/4(小説風)

        背中が湿っている。 いつの時からか、鼻の上だけではなく、背中の、それもボクサーパンツの少し上ぐらいに酷く汗をかくようになった。それまで背中など気にしたことはなかったのに。こういうちょっとした変化で自分が年々変わっていることを自覚する。また数年後、新たな場所から汗の吹き出し口が造られてしまうのだろうか。 ホームに電車がやってきた。外は太陽の日差しと、異常なまでの湿気によって支配されているが、車内はそれはそれで冬一歩手前とも思える程の冷気に包まれていた。 背中の汗が過度に冷える

        • 「分岐点」

          1人になりたい。仕事中そう思った。また旅をしたい。肩書きなんていらない。仕事(つまりは社会的ステータス)なんていらない。ただ、圧倒的に自分自身でありたい。現実からの逃げ、というワードが頭に浮かんだ。でも、逃げではない。殻を破る。脱皮。そういう言葉の方が合う気がする。 言ってしまえば、現在、ビル一棟の管理人をしている。職についていることが、何かしてる方が、良しとされる世間だけれど本当にそうだろうか。何となく生きて来れちゃってる方が恥ではないのか。本当にやりたいことはできている

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        • 月間「生存報告書」
          2本
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        • 沖縄ダイアリー
          8本
        • LE LE LEATHER season.1
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        • MajiでGunpraする5秒前
          3本

        記事

          「中盤戦」

          不定期に更新するぐらいが、今はちょうどいい。伊東での活動も中盤に入ってきたのか、いろんな業者さんが立ち入り始めている。 基本的に、僕にできることはない。職人さんに任せる、頼ることが主だ。じゃあ僕にできることは何か。それはいい雰囲気作り?みたいなことなんだと思う。 特段難しいことはしない。しっかり目を見て、相手の話を聞いて、誠実に接する。ジョークも忘れない。こんな感じだ。一見適当に見えるけど、リスペクトの気持ちは忘れない。 仕事(と世間ではいうやつ)自体は、別にさして面白

          予言者マサツグ

          ふと文章を書きたくなった。 伝えたいことみたいなものは、あるようで、ない。ないようで、ある。去年までは、仕事しているところを、文にしてみて、なんか面白いこと起きないかな、とやってみた。年が変わる少し前に、無事、飽きた。 さて、新年。文には書いていないけれど、確実に、これまでに比べて、風が吹き始めている。 SNS等は、ほぼほぼ動かしていないけれど、リアルな世界では、結構動乱の日々(スケジュール、メンタリティ、共々)を過ごしている。ぜひ、どんな感じでやっているかを知りたい方は、

          「今年のテーマ」

          宮崎駅から大分駅へ向かう特急電車の中で、この文章を書いている。今日は遅起き。ゴロゴロしてたら、バスのチケットが取れなかった。ので、特急しか選択肢がなくなった。一瞬、損した!と思ったけど、優雅に文が書けているので、得だ。ちょっぴり贅沢な移動になった。 今回は「鷄を喰らう旅」と題して、宮崎は「チキン南蛮」、大分は「から揚げ」を食べることを目的とした、旅である。が。やることがなくなって、街を徘徊していたら20,000歩、歩いている感じは、「やっぱりこいつにはグルメよりも、放浪の方

          「今年のテーマ」

          「仕事納め」

          昨日の奇跡により、今日が仕事納めになった。伊東にいるのも、今年は今日が最後だ。 もともと静かな街だが、今日はより静かだ。道路を挟んで向かい側の家に、子供たちが集まっていた。そういえば、中学に通ってる僕の弟も、今日から野球の合宿だとか言ってた。世はお休みムードになっている。 基本的に、誰か外部の人が来なければ、やることは同じ。掃除するか、パソコンをいじって、データをまとめるかぐらいである。 今日は、誰も来なかったので、掃除。でも、いつもと違うのは、今日が仕事納めだというこ

          「運は溜まる」

          今日も早起き。昨日、スマホを寝る前に見ることをやめた。そのかわり、真っ暗な中で、おしゃれな音楽を流した。気持ちよく寝れた。この場所の良いところは、どれだけ音楽を流しても、人の迷惑にならないこと。自分の選曲が邪魔にならない、というのは嬉しい。 あと数日の間は、伊東にいる。不満はある。が、不満を爆発させてキレるのは、普通の人。じゃあ、すごい人は?不満の渦中こそ、チャンスだと思う人。後者になりたい。ということで、「よくやってるわ!これは運溜まりまくってますわ!ガハハ!」と思い直し

          「腐ってる場合じゃない」

          ギリギリの戦いを、続けている。 あと2週間を、1万円で過ごさねばならない。あと数日の間を、500MBで過ごさねばならない。金曜の夜には東京に行けると思っていたら、しくじって、日曜日までこっちいなければならない。 そんな報告を社長にしたら、休みは土曜からでその後の年末年始の予定も合わせろと言われて、「早く言えや!」とぶちキレそうになったところを、なんとかプラスに捉えなければならない。そんなこんなで、憂鬱に負けそうになるところを、希望を見出して1日1日を越さなければならない。

          「腐ってる場合じゃない」

          夜中の記

          1週間以上、文を書かなかった。不思議と、それがちょうどよかった。楽しくなくなったら、やめ時。やりたくなった時が、やりどき。突然始まります。 僕は都会で生まれ育った。嘘。生まれは、広島の田舎町。生後数ヶ月で、埼玉の浦和というところに行った。と、聞いている。小学校に上がる少し前、東京に来た。それからはずっと東京だ。 「シティーボーイだね」なんて言われたことがある。確かに、マウンテンボーイでも、シーボーイでもない。シティーボーイはおしゃれなんかじゃない。建物と人が溢れているのが

          「生き方が下手」

          書けないことだってある。今、それは誰かへのヘイトになるから。しくじったなら、ネタになる。だから、書ける。自分のダメなところを書き連ねてきたつもりだ。これからもそうしたい。ダメなやつが何とか踏ん張っている程で、特に今日は書きたい。 昼、腹わたが煮えくりかえりそうになった。1時間の散歩と、マクドナルドに突入で、何とか、怒りを飼い慣らす事に成功した。 人と人。大事なのはそこだ。これは最初から書いてきた。金がどうとか、そういう話は耳が腐る。夢。どういう世界が見たいか。いま、若者世

          「生き方が下手」

          「六週目」

          気づけば、ボロボロだ。指。作業しているときに、何かに突き刺して、出血ざた。目。乾燥しまくってて、よく見えない。背中。布団の背中部分が、擦り切れて、ほぼ平らなところで寝ている。 嬉しいことに、声だけは生き残った。歌えるだけで、全然違う。今日は、朝からラップ。ノリノリになりながら、ランチパックを食らう。 朝は、電話の工事から始まった。火災報知器を使うには、電話が必要らしい。そんなことは、二の次である。とてもいい感じの人だった。楽しく話しながら、立ち合いを終えた。結局は、いい時

          「行くぞ、待ってろ九州」

          見えない。ぼやけたリビングがある。シャワー。寒い。見えない。新しいコンタクトを入れる。見えない。おかしい。昨日、目を酷使しすぎたせいか。目を休めろってことだろう。 新しい1週間が始まる。入りは大事にしたい。ということで、読書から始めた。しっかりかます。目を休めるはずが、気づいたら1時間も、タブレットの画面と睨めっこ。しょぼしょぼしてきた。 幸い、自然には囲まれてる。前は海。後ろが山。自然は目にいいらしい。外に出よう。出た。寒すぎた。目は治らない。黙って、階段の掃除をした。

          「行くぞ、待ってろ九州」

          「no money」

          口座の残高が、282円だった。たまに聞く。口座残高を確認して、いくら貯まったか喜ぶ人がいると。僕は逆だ。貯まったら、それを手放したくなくなる。減らしてたまるか!と全くお金を使わなくなると思う。でも、必要な分のお金は消えていく。無論、心苦しくなると思う。 逆に、もう282円だと、燃えてくる。とうとう終わる時が来るのかと。ここからだぞと。最後の悪あがきをかましてやろうと。お金が無いと、伊東から出られないかもしれない。でもヒッチハイクが成功するかもしれない。何があるか分からない。

          「圧倒的自分軸」

          慌てない。起きてもすぐに、アレコレしない。こういう心がけは大事だ。今朝、ゆっくり起きた。時間だからといって、すぐに朝ごはんを食べない。まず、皿洗いから。音楽を流す。ゆっくりと時間をかける。服を畳む。布団も畳む。充電の必要なものを差す。顔を洗う。ようやくご飯を食べる。これだけで余裕が出る。ゆっくり落ち着いても15分。焦っても15分。 時間をいかにクリエイトするかが、無駄にしないことが、どうやら大事らしいが、そこに第三のアイデアとして、もはや、作り出しもしないし無駄にする。でも

          「圧倒的自分軸」