「六週目」

気づけば、ボロボロだ。指。作業しているときに、何かに突き刺して、出血ざた。目。乾燥しまくってて、よく見えない。背中。布団の背中部分が、擦り切れて、ほぼ平らなところで寝ている。

嬉しいことに、声だけは生き残った。歌えるだけで、全然違う。今日は、朝からラップ。ノリノリになりながら、ランチパックを食らう。

朝は、電話の工事から始まった。火災報知器を使うには、電話が必要らしい。そんなことは、二の次である。とてもいい感じの人だった。楽しく話しながら、立ち合いを終えた。結局は、いい時間が過ごせたか、どうか。仕事とか難しいことはさておき、大事なのはそこだ。

大分に行きたい。とり天食べたい。その夢に向かって、今日もいくつか目標を定める。思った以上に、今日も力を発揮。結構頑張れた。

そのあとは自動ドアの修理。直った。なんか、嬉しい。センサーの反応するエリアに入っては出て、を5回ぐらいやる。うきうき。

ちょっと話は土日に戻る。ずっとインテリアコーディネートを見てた。別館部分をおしゃれに作りたい。もしも、この場所に、友人を呼べるなら、どうする?そう問いかけながら、色々考えてたら、楽しくなってきた。いつか、いつか、ここに僕以外の誰かがきて、一緒に楽しめる日が来たら。その日のためなら、もうちょっとやっていける気がした。

プロジェクターで映画を投影。コーヒーコーナーを設置。アトリエを作る。それに準じて、レザー作品を飾る。夢は広がる。やってみよう。

ジリ貧男がいく。

つづく。

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