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【吹奏楽/その1】中学校で吹奏楽部に入りたい子とそのご家族へ

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「中学の吹奏楽部ってどんな感じか全くわからんのよ」という方のために、
中学、高校と6年間吹奏楽部だった私が、何回かに分けてお話しますね。
学校によってルールが違うこともあるので、ゆるーく参考にしていただければ幸いです。
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吹奏楽部に入る際に、疑問に思ってしまいそうな事を3つ挙げてみました。

◆吹奏楽の楽器触ったこと無いけど、大丈夫?

→大丈夫です!新中学生ならほぼ全員触ったことはありません

ちゃんと初歩から教えてもらえます。「ほぼ全員」と書いたのは、個人的に楽器を習っている子がいたり、地域によっては小学生の吹奏楽団があってそこから入学する可能性があるからです。まず、ほとんどの中学校ではみんな初心者なので、全く心配ありません。

◆楽器、買わないといけないの?

→買わなくていいです!

むしろ入部前の今買わないでください。いえ3年間買わなくていいです。その楽器を担当できないかもしれないし、すぐ辞めたくなったらどうするんですか!?「みんな買うんじゃないの!?学校のを使ってたら恥ずかしいんじゃないの!?」なんて思う必要はありません。楽器は学校に揃っています。買ったら数万〜数十万円するので、まあ何年かやってみて、通学鞄に入るぐらいの小さな楽器(フルートやクラリネット、ピッコロなど)を買う子はたまにいますが(トランペットもいたな)、私の場合は、どこの部活でも作るお揃いの部活Tシャツを1枚買っただけでしたね。

(もしかしたら『マウスピース=金管楽器の口を付ける部分』だけ購入を勧める学校があるかもしれませんが、それも数千円からありますし、とにかく今じゃないです。)

◆やっぱり運動部のほうがいいかなあ?

→最大のメリット、それは吹奏楽部なら全員レギュラー!

野球は9人制、サッカーは11人制、バスケは5人制・・・。
運動部なら、試合に出られるレギュラーは、試合人数+補欠数名ぐらい。
「頑張ってるのに試合に出られない」って、中学生には辛いですよね。

吹奏楽部は、何十人でも基本全員レギュラーです。むしろ人数が多い程、重厚な音が出せるんですから、新入部員なんて大歓迎です。

ただ、年に1度のコンクールの2曲(課題曲、自由曲)だけは、大会の規定で50名以内、小編成の部は25名以内などと決まっていますので、吹奏楽部の人数が多い学校なら出られないかもしれません。その場合も、その2曲だけ我慢したら、それ以外の演奏では全員の出番です!

【本日のまとめ】なにも心配する事は無いよ。


→次回へ続く
 次回は、新入生の担当楽器選びについて。好きな楽器を担当できるかな?という話です。


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