スーパーマーケット最高ありがとう

昼間に買い物をして、スーパーから出てくる瞬間が好きだ。陽の光に照らされながら、レジ袋の重さを実感するとき、あぁ、生きているなぁ、と喜びを感じる。

たとえレジ袋の中身が、半額シールが貼られたお肉ばかりだったり、ストロングゼロがごろごろしたりしていてもいいのだ。お弁当だってお惣菜だってよくて、ぼくはその「出てくる瞬間」の充実感に満足する。

そこには穏やかさがあって、あたたかみがあって、それから「好きなものを買わせてもらえる有り難み」みたいなものも伴ってくる。そこに、ぱーっと太陽が迎えていれる感じが合わさると、これはもうまさに「希望1200%」みたいな気持ちになって心が洗われる。

この充実感は、「世界一周したい!」とか「高い酒が飲みたい!」とか、そういうものに比べたら随分と手ごろなので、覚えてからは生きやすくなった気がする。そして、日本中どこでも味わいやすい。

あぁ、スーパーマーケット最高。

土曜日は、そんなふうに買い物や仕事をしながら過ごし、髪を切って、夜は音声番組『編集したい系の僕らに』の収録で五反田へ。テーマは「インタビュー」で、会話が流るるままに3本を収録。帰宅すると、すっかり日付が変わっていた。仕事をしながら、寝落ちする。

#日記 #コラム #エッセイ

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