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マーケティングとは、恋愛である。

はじめまして。記事のご閲覧ありがとうございます。
元wetukuアカデミア2期生でブライダルマーケティングプロモーションの研究をしておりました、はせぴと申します。

この記事を閲覧している方に質問です。
あなたにとって、マーケティングとはなんですか?

私は大学である程度経営学には向き合ってきましたが、これには大変悩みました。
「マーケティング」ってすごく便利な言葉ですから、プロダクトを作ることもマーケティングの一部であるし、届けたい顧客層を絞ってその顧客に製品を届けることもマーケティングと定義ができます。

製品やサービスを作り上げていくすべての人が関わっていく存在であるマーケティング。広義で、曖昧ではありますが、必要な知識であることは間違いないのです。

しかし、みなさんいざ「マーケティングってなんですか?」と質問されたときに、一言で答えられるでしょうか。私は一言で答えられませんでした。
マーケティングを使う場面はなんとなくは理解していても、定義を聞かれると答えられないのがマーケティングなのです。

マーケティングという言葉の中身をあまり知らない人も、なんとなく知っている人も自分なりの答えを考えてから、ググってみてください。

実はwetukuアカデミアで研究していた時、マーケティングのわかりやすい定義をチームで考え直していたのですが、本当にたくさんの意見がありました。
・お客様と製品/サービスが出会う運命を作ること
・顧客と自分の相互理解をしっかりする
・一期一会である
・素直、まごころ

もちろんこれらは一から作った定義ではなく、マーケティング界の著名人の言葉や、マーケティングを研究する組織の定義などを確認しながらすり合わせたものです。

悩み続けた結果、私たちが考えた定義を手順で繋げていくと…
恋愛の過程ととても似ていると気が付いたのです。

好きな人ができる→好きな人に振り向いてもらうための戦略を考える→好きな人と出会う運命を作る→お互いに相手のことをよく知る→さらに好きになる→相手も好きになる→この出会いを一期一会だと感じる…→結婚?

恋愛というのはこのような流れだと思うのですが、マーケティングの世界でよく言われているのが、「製品ターゲット」という言葉。
そのターゲットを振り向いてもらいたい好きな人と考えると、企業努力が振り向いてもらうための自分磨きに近いことだとわかります。

私がこの記事を作成した意図は、
①マーケティングを知っていても、しっかり答えられる自信がない人。
②マーケティングに対して難しいという印象がある人。
そんな人に、改めて自分なりのマーケティングを定義していただきたいと思ったからです。

最後に。
知るという度合には、3種類階層があると思っています。
1段階:全然言葉の意味を知らない
2段階:なんとなく知ってはいる(けど、質問されると答えられない)
3段階:知っているし、質問されても答えることができる

勉強を教えることが上手な人は、2段階のところで妥協をせず、3段階まで突き詰めることができる人だと思います。

マーケティングに限らず、人によって定義にばらつきがある言葉は、3段階まで突き詰めることは難しいです。しかし、逆に言えばばらつきがある言葉だからこそ、自分の答えに自信を持つことができるとは言えませんか?

数学のような不変の世界だと、数字が合っていなかったらそれは間違っています。ですが、自分の考えに対する完全な正解を知る人はこの世に誰一人いません。

ぜひ、なんとなく知っている言葉をもう一度探してみて、自分なりの定義を作り上げてみてください。

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