推しに会う前。日の出前。
明日、というよりすでに今日。
わたしははじめて推しに会う。
昨日の通勤前までは緊張してたが帰りの電車ではわーい楽しみやっぴ〜〜〜!推しは私のことなんか気にしてないし!とネガティブなんかポジティブなんかわからん精神状況となってしまっていた。
そんな謎テンションのまま23時台に就寝して、ふと目が覚め今に至る。4:23。
同居人が買ってきてくれてた慣れないカキフライを食べたのが悪かったのか。緊張しすぎて逆に消化が亢進したのか。生理2日目で推しに会うという謎シチュエーションがそうさせたのか。
同居人を目覚めさせぬよう恐る恐る布団の端を歩き、リビングまで不時着。ニトリのバタフライチェアにようやく落ち着き、間接照明がわりの焚き火の映像を延々と壁に投影している。
(病んでる?)
あ。スリッパがちぐはぐだった。賭けに負けた…
ふとGooglephotoでふかぶかと掘っていくと、彼女の写真がヒットしたのは2015年の秋からだった。ちょうどその頃にリリースされたMVで、なにこのめちゃんこかわいくて色っぽくて…!あー語彙力足りんな!!!ってなった記憶があるので、多分勝手に7年越しの愛であってると思う。わたしの人生期間の25%好きなんだけど。怖いな。
そんな推しに直接会うのは緊張する。好きって伝えるのもとても緊張する。なんならチェキとか怖すぎる。明日のこの時間わたしは生存しているのだろうか。現実に戻る過程で果たして人でいられのか。イベント終わりには同居人と牛角行く約束をした。人間に戻してくれ。
推しに会うまであと10時間もないのがこわい。慣れないまつげパーマをあてに行ったり、浮かれてネイルを買い込んでしまったり。勢い余ってはじめてハイフを当ててみたり。フィルムタイプのマスカラ買い忘れたな…と落ち込んだり。手紙も書けてないわ…いや手紙書くのもこわいな…ぐるぐるぐるぐる。
ああもうこれ以上好きにも嫌いにもなりたくないなあ、という臆病なワクワクをかかえつつ。
酸っぱいみかん片手に夜を越えてるおんなの独り言でした。
今日がみなさまにとって良い一日でありますように!わたしも良い一日にします。良い一日になりますように…(切実)
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