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世界線が交わるって奇跡じゃん。

どうも。クレオパトラの長谷川優貴です。クレオパトラというお笑いコンビでネタをしたり、エンニュイという劇団を主宰したり、CHARA DEというお笑いコンテンツ制作団体の代表をしたりしています。

自分が見てる世界とは別に、同時進行でたくさんの世界の時間が進んでいる。

僕がこうしている間にも、他の人は僕が体験していない経験を積み重ねているわけだ。

LLR伊藤さんの舞台も、残すところあと一回となった。

今回は、あべこうじさんと数年ぶりにお会いできて、更にアフタートークで共演できて嬉しかった。

あべこうじさんとの思い出などは、↓この動画で伊藤さんと話してます。

今月、毎週配信しているLLR伊藤さんの芝居の稽古は本番の会場でもあるヨシモト∞ドームIIだ。∞ドームは、僕が吉本にいた頃はなかった。僕が当時出演していたのは、現在も地下にあるヨシモト∞ホールだった。

僕は吉本を辞めた人間だ。コンビ名を改名して違う事務所に所属しているわけでもない。なので、当然のごとく吉本の劇場に呼ばれることはない。

昔、LLRの幕張のライブに相方の桑原がオファーされたので、僕も出してよとLLRの福田さんに言ってみた。
すると、劇場側から「クレオパトラでの出演はNGです」との回答があったらしい。
現在就職して芸人も辞めてるテイの桑原だけの出演なら大丈夫だったようだ。
(このことには、なにも不満はない。芸能界のルールなんだろうし、ケジメとしてそういうものなんだろうなぁと思うので、何とも思わない)

しかし、その後神保町花月からは、コンビでクレオパトラとして出演オファーをいただけた。神保町アワードという企画で、神保町花月10周年ということで行われた歴代の芝居の順位を決めるライブだった。
僕は脚本家部門で5位に選ばれ、僕の作品も桑原の作品も作品部門にノミネートされていたのでコンビで呼ばれたのだ。
ちなみに、コンビ揃ってノミネートされていたのは僕たちだけだった。
しかし、桑原はモーニング娘20周年ライブを観にいかなければならないとの理由でライブ出演を断った。「そっちは10周年だろ? こっちは20周年なんだよ!」と言っていたので仕方ない。

とまあ、そんな僕が今月は毎週吉本の劇場に通っているわけ。変な感じだ。

退所したあと、様々な経験を経て手にした技術をお世話になった古巣の為に使える。少しでも役に立てたなら良かった。

楽屋みたいなところを通って∞ドームIIに入る。ドームIでの出番の為に来た芸人がそこに溜まっている。懐かしい後輩や先輩と再会ができた。お互い別々の数年を過ごして再会する。不思議だ。

大きな話になってしまうが、世界は同時にたくさんの時間軸が動いている。無数の世界線で成り立っている。それぞれが主人公の世界線。
その世界線の登場人物ではなくなったキャラクターがまたひょっこり登場したりする。

世界線は無数に交差を繰り返す。交わることがない世界線が殆どであって、交差するということは奇跡だ。こんな風に考えていると、そんな奇跡の中で出会った人たちを全て愛おしく感じる。そして、全ての人が世界線の主人公だと想像するとリスペクトできるようになる。

……もう3時か。夜中に考えそうなことをひたすら考えてしまったな(笑)

ちなみに、僕の使っている世界線という言葉の意味と、実際の世界線という言葉は違うので混乱させたらすみません。

世界線とは、相対性理論などで提唱されている概念であり、「四次元時空の中である粒子が動く経路」のことである。


まとまらない文章になったけど、要は縁を大切にしたいってことかな。多分。

自分のことだけを考えて、他人との関係をバンバン切っていく人間にはなりたくないな。人間は、1人じゃあ生きられないのだから。

明日というか日付変わって今日から3日間、エンニュイの映像作品の撮影をする。楽しみ。このことはまた明日書きます。

おやすみなさい。

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