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【HSP】不満などのモヤモヤの和らげ方

どうも。クレオパトラの長谷川優貴です。クレオパトラというお笑いコンビでネタをしたり、エンニュイという劇団を主宰したり、CHARA DEというお笑いコンテンツ制作団体の代表をしたりしています。

僕は、HSS型HSPという気質を持っています。詳しくは↓の記事をお読みください。

このように、たまにどうにもならないモヤモヤが頭の中で蠢くことがあります。

今回は、僕の考える『不満などのモヤモヤの和らげ方』をお伝えします。

HSS型HSPの悩み

上記の記事より抜粋

自分でも無理してやってる感覚がない
"HSPの特徴である、繊細な感受性や、ささいな刺激への察知など……日々感じとっているものや、それに対するストレスがあります。しかし、HSS型HSPは「しっかりして見せる」ことや「場を盛り上げたり、人と人との橋渡しをする」のが得意です。これは、外向型の「外」に意識を向けた言動ですね。意識しなくても、その場に適した行動ができてしまうし、自分でも「無理してやっている」という感覚はないのです。"
自分と他人の間の境界線をしっかり意識する
"HSS型HSPは、本当の自分と「周りから見える姿」に大きなギャップがあります。そのために、理解されない悩みを抱えやすいです。仕事や表面的な人間関係では、あなたの良さはほんの数%程度しか伝わらないでしょう。そこで、少数の「理解者」を作ってその人たちだけに理解されればいいと、高を括ることが必要です。"
"HSS型HSPは、その器用さや人望の厚さから、さまざまな人から頼られたり、当てにされやすいです。このときに、自分と他人の間の境界線をしっかり意識するようにしましょう。HSPは、人の気持ちがわかり過ぎてしまうので「自分が何とかしてあげたい」「自分がこうしてもらったら嬉しいから」といった理由で、人に関わり過ぎたり、必要以上の責任をとってしまうことがあります。"
自分の特性を活かして努力しているのに、人からはそう見えない
HSS型HSPは、何事もそつなく器用にこなす一面があります。
これはHSPの「深い情報処理」や「些細な変化を察知する」などの特徴を生かし、外向型の特徴である「新しいことにチャレンジする」「思い立ったらすぐに行動に移す」などの特徴を使いこなします。なんでも器用にできてしまうのは、無意識の工夫や努力を重ねた結果であることもしばしば。
自分の持っている長所を、知らず知らずのうちに活かしながら応用する力がとても高いのです。
しかし、外から見ると「器用な人はいいよね」「何でもきでてうらやましい」と妬まれる原因になったり「あの人に任せておけばいい」と責任や作業を押しつけられたりするということもあります。
努力する事や工夫することを「頑張ってやっている」と思わない。ただ自然に生きているだけで、非HSPの人からすると信じられないような努力や挑戦を繰り返しているのです。しかし、外部からはそれがなかなか見えないので「あの人は少し変わっている」「自分達とは違う」と壁を作られてしまうこともあり、孤独になりやすいともいえます。

HSS型HSPの気質のおかげなのかわかりませんが、リズム感だけはないので音楽だけは苦手ですが、大抵のことは感覚でやってきました。上記されているように、気が付かない内に努力してやっています。集中すると楽しいので自分では努力とは感じませんし、自分はのらりくらり適当に生きてる中途半端な人間だなと思っています。面白いものを作っている自信はありますけどね。

でも、その能力が周りから当たり前になりすぎて、なにも称賛や感謝がなくなっていきます。自己肯定力が低いHSPの唯一の精神安定は、称賛や感謝です。しかも、ちゃんと言葉で言われないと満足できないというのがたちが悪いです。態度やさりげなく言われた言葉では疑ってしまうんですよね。

不満の和らげ方①紙に書く

HSPは人の気持ちがよくわかる上に、情報処理に長けています。なぜ人はそう判断するのか、なぜ自分は人と違うのか……こうした、自分と他人の心理の違いも、自然とわかるので、不満に思っても自分の中で理由をつけて解決できます。

なので、思っていることを紙に書きだすことをお勧めします。昔は紙に書かずにTwitterでツイートしてしまっていたこともあります。結果、Twitterに書き込むことにより、情報が処理され自分の中ではスッキリして直ぐに立ち直ります。しかし、そのツイートを読んだ知り合いから心配されて連絡がきたりましますが、その時にはもう立ち直っているので相手は肩透かしをくらったような感じになります。申し訳ない感じにはなりますが、その連絡が嬉しくて更に立ち直ります(笑)

紙には、とにかく思ったことをひたすらに書きまくります。そして、どうしてそう思ったのか? 何故自分は不満なのか? それはそんなに不満に思うことなのか? など、どんどん細かく自問自答していきます。結論はでなくてもいいです。自分が納得できれば。

何故ツイートしてしまうのか?

不満をツイートしてしまう時があります。紙に書くというやり方を最近見つけたので少しは減りましたが二ヶ月に一回くらいはありますね。満たされていないとか、孤独なのが原因だと思います。満たされていれば孤独なのは全然大丈夫なんですけどね。こういうのが強くなったのは母親が亡くなってから更に孤独感で落ち込むようになったかもです。まあ、これは僕だけのケースですが。

ツイートするというのは、共感してほしいということです。共感が足りなくてモヤモヤするから、誰かにわかってほしくてツイートする。でも、そのツイートをしたことにより自己嫌悪に陥る→知り合いと会う時に「あのツイートを読んで変なやつだと思われているかな」など考えてしまう→どうせみんな自分のことを変なやつだと思っていると思い込む。という最悪の悪循環が生まれます。

そんなことになるなら、紙に書いて自分で自分を共感してあげることが一番良いと思います。

誰もが強いわけじゃない

上記したようなツイートをすると、「損するよ」「もっと利口に生きたほうがいいよ」「あんなツイートで勘違いされたら勿体ないよ」「我慢しなよ」などのアドバイスをよくもらいます。でも、それは精神が強く、些細なことを深く考えて悩まないでいられる人の普通を押し付けています。それができるなら僕らはもっと楽に生きてます。普通に生きてても毎日ハードモードなのです。どうしても、耐えられなくてツイートすることで、その一時でも楽になるならしたらいいと思います。でも、一つだけ忘れてはいけないのは、そのツイートでついたイメージは簡単には消せないし、後々付きまとってきます。とは言っても過去なんていくらでも変えられるとは思うので、その時の自分に判断は委ねたらいいです。みんながみんな強く生きることはない。その弱さの分、長けている部分があるし、他の人より強いところもあるのですから。

不満の和らげ方②傷ついたり疲れたりする情報は遮断する

SNSなどを見ていて、自分が疲れるなとか傷つくなとかモヤモヤする情報に気が付き遮断しましょう。ミュートとかって、なんか申し訳ないなとか、現実で起こってることを遮断するなんて逃げてるみたいで嫌だなとか、HSPの方なら思うとおもいます。僕もそうでした。でも、最近遮断しだしたら毎日のストレスが減り、気持ちが軽くなりました。思い切ってやってみてください。それは逃げではありません。ちゃんと自分の幸せと心地良さを優先しましょう。

不満の和らげ方③相手に完璧を求めない

自分と同じくらいの返りや反応を求めてはいけません。HSPさんはめちゃくちゃ繊細なのだから、同じことを求めてはいけません。HSPじゃない人に「これが普通なんだから」と押し付けられたら嫌ですよね。それと同じことなんです。だから、仕方ない人はそれぞれ良い所と悪い所があるものだと肝に銘じておけば楽になります。周りの人間が全員自分なわけではありません。様々な人がいて世界は成り立っています。全員繊細だったら大変なことになってますよ(笑)

不満の和らげ方④自分のこと以外を極力考えない

他人の感情や気持ちが自分の中に入ってきやすいのがHSPさんです。なので、極力他人のことや世間の情報のことなどを考えずに自分のことを考えましょう。今日何食べようとか、未来のこととかでもなんでもいいです。自分のことを考える時間を作って他人のことを考える余裕をなくしましょう。そうしたって、結局は考えてしまうのだから、極力減らしていきましょう。

不満の和らげ方⑤心地良いことをする

湯船に浸かる・散歩する・ベランダでボーっとする・読書する・瞑想する・ジョギングする・料理する などなど、自分が心地良いと感じることをしましょう。HSS型は自分のことを仲間で集まっている時が楽しいと勘違いしやすいのですが、それは「楽しい」であって「心地良い」ではありません。HSPは、やはり独りが一番心地良いのです。僕もずっと勘違いしていて、このことに去年やっと気が付きました(笑)


「脳の特性に従って生きる」ことが大切

みんなそれぞれの「脳の特性に従って生きる」ことが大切だと思います。普通という括りに縛られず、それでいて自分の普通を他人に押し付けず、しっかりと俯瞰で自分の「脳の特性」などの癖を見つめて理解し、取り扱い説明書を作りましょう。自分は思っているほど理解できていません。自分を乗りこなすことで不満や不安がなくなります。自分を理解し大切に。



とはいえ、僕もまだまだ生きることがしっくりはきてません。毎日凄く楽しい反面、凄く苦しいです。世界にハマってない感じ。でも、その生きづらさも込みで生きている実感を感じられます。

この記事を読んで、共感し少しでも楽になってくれる方がいたら幸いです。

こういう記事を読んで前向きになって「笑顔」になってもらうことも、僕にとってはお笑いや演劇と変わらないのでどんどん発信していこうと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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僕の主宰する演劇ユニット「エンニュイ」は只今12ヶ月連続公演をしています。

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クレオパトラ二人芝居『私ト彼』

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